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「フルサイズのK」の旅は終わっていなかった

いつぞやのエントリーで「K-1Ⅲが出る可能性は3割くらいじゃないかと思っている」なんて言ったことがあったが、本当にごめんなさい。

 

pentaxrumors.com

 

PENTAXの情報サイト「PENTAX Rumors」に本日、久しぶりに明るいニュースが入ってきた。

元ネタは台北で開かれたリコーのイベント。語られた内容をざっくりまとめると次の通り。

 

K-1 Mark Ⅲは開発中(!!!)

フィルムカメラプロジェクトは進んでいるが、新しいニュースを発表できる段階ではない。他のフィルムメーカーとコラボするかも。

・Qマウントはほぼ終了

・645マウントもほぼ終了

・ミラーレスはやらない

・D FA★の広角レンズとDA★50-135のモデルチェンジを検討中。

・GRⅣの登場は近い。

 

digicame-info.com

細かいことはデジカメinfoさんのサイトがわかりやすい。

 

では、それぞれについて個人的な感想を。

 

K-1 MarkⅢは開発中

そう、ただそれだけ、それだけを聞きたかった...。

「フルサイズのK」は終わっていない。それを公式から聞いて安心したかった。

 

 

開発中、という言葉のニュアンスからは発売はまだまだ先、という雰囲気を感じるが、それでも構わない。

ミラーレス全盛の現代にフルサイズ一眼レフを作るのは相当大変なはずだ。どのメーカーだって新設計の一眼レフを出すとなれば、時間はかかるはず。

 

それにK-1Ⅱをとても気に入っているのでまだまだ待てる。

公式もしっかりサポートを継続してくれているしね。

 

これでK-1Ⅲも8割方出るだろう、とはならないけど、一筋の希望の光が見えたのは間違いない。

 

フィルムカメラプロジェクト

来年には製品発表もありそうだ、と噂のフィルムカメラプロジェクト。

当初は懐疑的だったが、この際、とにかく発売して売りまくってほしい。

 

今年もたくさんのミラーレス機が登場したが、何となく何となくだけど、やや食傷気味な雰囲気を感じる。

そろそろカメラユーザーが違う選択肢に興味を持ち始める頃合いじゃないだろうか。

 

その際にフィルムカメラを出すPENTAX。へー面白い奴じゃん、となるカメラユーザー。なになにデジタルも一眼レフなの?ロックじゃん。

 

遠回りな気もするけど、とにかくそうなんないかな!!!

 

Qマウント復活の可能性は低い

知ってた。

 

でもいつの日かQの名を冠してコンデジでも出してみたら面白いかもね。

 

645マウントは終わりに近づいている

知ってた。

 

ミラーレスはやらない

だろうよ。

 

D FA★の広角レンズとDA★50-135のモデルチェンジを検討中

D FAの広角レンズはロードマップに載っていたので、検討されてなかったらおかしいのでは?と思うがとにかく良いニュース。

これはK-1Ⅲの開発とセットなんじゃないかな。K-1Ⅲ発売に漕ぎ着けられれば目玉レンズとして発表される的な。

 

DA★50-135はおおおぉぉ...ええぇぇぇ!??って感じだ笑

超広角と標準の★はK-3Ⅲ発売前後で登場。それが望遠は2年経ってもリニューアルなし。さすがに来年は出るだろうと思っていたら、このタイミングで「検討中」とは。

 

言及されたことは嬉しいが、触れられるのなら「近々嬉しいニュースをお届けできる」みたいなニュアンスかと思っていた。

 

 

seiranstudio.jp

 

 

seiranstudio.jp

 

これらのエントリーでも書いたように個人的に新型のDA★50-135をめちゃめちゃ待っている。

これから検討ということはK-3Ⅳ(夢のような響き)との抱合せだったりして...笑

 

もっとも、「まだ発売されなさそう」と分かったのは良かったかも。

これでとりあえずはsmc DA★50-135 F2.8を買おうと踏ん切れる。(踏ん切るなよってな)

 

GRⅣの登場は近い

さすが売れているカメラだけあって、モデル更新スパンに忠実。

ちょっと前にもこの手の噂を耳にしたので、来年出てくるのは間違いなさそうだ。

 

でも、色んな人が言っているが、一体どこが進化するのだろう。

素数、手ぶれ補正、レスポンス、GRⅢの完成度は相当だ。

となると気でも狂わない限りは発売と同時に購入、なんてことはないはず。

ちょくちょく気が狂ってはいるんだけど。

 

 

まとめ

何にしてもPENTAXファンにとって、前向きになれそうなニュースが入ってきたのは本当に久しぶりのこと。

 

とくにK-1Ⅲ。欲しいはもちろん欲しいのだけど、PENTAXのフルサイズはまだ終わっていないと分かったこと自体が嬉しい。

 

FA Limitedを素で使える、繊細さを重視した描写、複雑な色表現、見た目やフィーリング、結局PENTAX機で得られる栄養素をカバーできそうなフルサイズ機は見つかっていない。

 

K-1Ⅱが壊れたら、どうしようと思っていたので、本当に嬉しいニュースだ。