三脚、カメラバッグ、フィルター...
カメラアクセサリーはレンズや本体に負けず劣らず、沼だらけだ。
その中でも毎度悩むのがストラップ。
我が家は「オシャレか死か」が教えの家系。
特にKPを購入した時はこのオシャンティカメラに合わせるストラップをどうするか、酷く悩んだもんだ。
そんなわたしの海よりも深い苦悩を救ったのが、そう!ULYSSESのクラシコ。
クラシックデザインのカメラに何というフィッティング...!!
あまりの品質の素晴らしさに感動し、PEN-F購入時もクラシコで即決したほど。
それではこのULYSSES クラシコがどう素晴らしいのか、ご紹介していこう。
素晴らしい革の質感
革はかの有名なイタリア・トスカーナの老舗タンナー、バダラッシ・カルロ社のフルベジタブルタンニンなめしレザー!!
ごめん、本当は知らない。
表面は写真のようなダメージ加工がされており、とってもダンディ。
カラーは上がKPで使用しているオルテンシア、下がPEN-Fで使用しているネイビーだ。
オルテンシアは光の性質によっては写真より鮮やかで宮古の海のようなエメラルドグリーンのように見えることも。ネイビーは逆にもう少し暗い色味で夜明け前の蒼穹の空のよう。
他にはカスターニョ(暗めのブラウン)とブラウン(明るめ)、ブラックがある。
今気づいたら、オルテンシアがなくなっている!!
エイジングを楽しめる裏面
クラシコの裏面は表面とは異なる加工がなされている両表仕立て。
上が約2年使用したオルテンシア。下が買ったばかりのネイビー。
プレーンで清潔感のある新品ももちろんいいが、エイジングが進んだオルテンシアの方の渋さと言ったら、生半可ではない。
オシャレなロゴをあえて裏に入れているのもクール。
こういう裏面が処理されていない革製品もワイルドで好きだが、やはり視覚的にエイジングを楽しみやすい箇所があると愛着が一層湧く。
先端までちゃんと革
そもそもクラシコを選んだ1番の理由だが、それは三角環との接合部まで革だったことだ。
革製のネックストラップと言っても、その多くは三角環の取付部がナイロンだったりする。
オシャンティカメラには細部まで気を使いたいのに、先端だけ安っぽいナイロン...。
それに比べてクラシコを見てくれよ。先端まで表面と同カラーの革で出来ている。
あの美しいループには永遠を感じさせるものがあるとは思わないか。
三角環を外して丸穴に通すタイプのストラップで探せば、他にもオールレザーの製品はあるんだけど、そういうことじゃねーんだよ。
柔らかいから巻き付けやすい。
前回のエントリーにも載せた、この写真。
クラシコは革が柔らかいので、レンズに巻き付けやすい。
HD 20-40mm Limitedなんかは誂えたかのようにジャストフィット。
収納しやすいだけでなく、むちゃくちゃかっこよくなる。
また、金属パーツを使用していないので、カメラボディにも優しい。
そもそも樹脂製の小さなアジャスター部以外、全部革。
まとめ
ビジネスシューズ、お財布、仕事鞄...20代中頃から人並みに好きになった革製品は気づけば、そこそこの量になった。
革に詳しいわけではないし、すごい高級品を持っているわけでもないが、どれも一生物ではある。
その中でもULYSSESのストラップは手触りも細部の作りも使用感も満点。
特に満足感の強いアイテムだ。
クラシコはネックストラップとしては細身の部類だが、グランデという幅広の製品もある。
これならK-1ⅡやK-3Ⅲにも似合いそうなので、そのうちストラップを全部ULYSSESで統一することも検討中。
中心はカメラ用アクセサリーだが、財布やベルトといった小物も販売しているので、是非HPを覗いてみてほしい。実はブライドルレザーの小銭入れもとても気になっていたり....。