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H&Yのマグネット式NDフィルターシステムを導入してみた

動画制作をすると意気込んでS5ⅡXを購入してはや半年。

正直、全然進んでいないのだが、道具だけは着々と揃っている。

 

そのうち今回、購入したのはH&Yのマグネット式NDフィルターシステムだ。

 

NDフィルターが動画制作で重要なのは事前学習で分かってはいたが、はめ込みの固定NDは頻繁に脱着するには不便だし、可変NDも複数のフィルター系を揃えのは高いし、制約も少なくないし、とイマイチ、ピンと来るものがなくて購入していなかった。

 

それが、しばらく前にnisiのJetMagを知って「コレだ!!!!」となった。

 

nisifilters.jp

 

が、たけぇ。

欲しいセットが8万円ほどすると分かり、目が昔ののび太くんになっちゃった。

 

nisifilters.jp

 

さらに深層に潜っていたら、このSwiftというシリーズを発見。

 

ちょっとフィルターの厚みが気になるが、いいでしょう!と購入しようとしたら、こんなのもありますよ?とAmazonにH&Yを紹介されて、あっさり手のひらクルッ。

 

nisiさん、ごめんなさい。Amazonが悪いんです。

 

 

nisiのJetMag同様、H&Yのフィルターシステムにもポーチが付属。

まぁポップでかわいいJetMagのケースと比較すると、100均感が凄いが...。

 

ところがどっこい、作りはしっかりしていて、収納力も高い。

付属のNDフィルターとアダプターリングだけだと半分も使っていないため、同シリーズのPLフィルターやブラックミストを増やしても安心だ。

 

また、背面にはリングとベルト通しもある。カラビナをつけて腰に下げておくと便利かも。

 

 

アダプターリングは67mm、72mm、77mm、82mmが付属。

Lマウントに限らず、PENTAXレンズも幅広くカバーできそう。

 

名称の通り、アダプターリングとNDフィルターはマグネットでくっつく。着脱ははめ込みの製品と比較するとウルトラスーパーデラックス楽ちん。

ちょっとやそっとでは絶対外れない程度に密着しているので、安心。

 

さらに2枚合わせてもこの薄さなので、超広角域のレンズに付けてもケラれない。

また、NDフィルターは重ねがけも可能。16×32=ND512のような減光も可能なので、大抵の環境に対応できるはずだ。

 

今回購入したセットはND8、16、32のフィルターが付属するが、8、64、1000というセットもある。

 

 

当たり前だが、フィルター系82mm以下のレンズに付けるとフードは使えない。

 

キャップは冒頭写真の上にあった、H&Yのマグネット式のを使う。

これが1枚しかないのが、JetMagとの違いかも。向こうは2枚付属するらしい。しかもリアキャップもあるとか。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA★11-18mm F2.8ED DC AW 11mm f/8 SS6 ISO100

肝心の性能面だが、たぶん問題ない。むしろとてもいい気がする。

ちょっと使っただけだが、色付きもないし、解像にも一切影響していないように思う。

nisiほどではないと言え、しっかり高級品なだけはある。

 

でも、色んなレンズに使えるアダプターリング、非常に効率的かつ高性能なNDフィルター、しっかりした収納ポーチが付いて、2万円なのだから、お買い得ではないだろうか。

複数のNDフィルターを買うよりかはずっといいだろう。

 

これから動画撮影で運用していくのが楽しみ。動画でね。動画動画。