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初夏の空中庭園、焼石岳に登ってきた

うっすら続けている登山。しかし、昨年は秋田駒ケ岳に登ったきり、と一応ちゃんとした登山道具が可哀想な結果であった。

今年はボチボチ頑張ろう、と一発目に選んだのが日本二百名山が一座、焼石岳だ。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR 28mm f/8 SS1/60 ISO250

前日夜に移動し、車中泊という気合の入りようだったが、朝起きると駐車場にはまだ若干空きがあった。行程が長い山だから、そこまで混むわけではないのかもしれない。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR 39mm f/8 SS1/40 ISO400

登山道は出だしから水場のすぐ側を歩いていく。

 

焼石岳には小学4年生の時に登ったことがある。

登山道がビチャビチャで靴がグチョグチョになり、行程が長いこともあって、トラウマレベルで嫌いになった山だ。今なら楽しめるだろう。たぶん...。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR 16mm f/8 SS1/60 ISO200

歩き始めてわりと早くに中沼に到着。

遠くに見える山々のあたりまで行くので、まだまだ道半ば。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR 48mm f/8 SS1/100 ISO400

この花が山中のいたるところに咲いていた。なんでもリュウキンカというらしい。

おしゃれな響き。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR 18mm f/5.6 SS1/60 ISO400

同じく水芭蕉も咲きまくり。

特別、花が好きなわけではないが、これだけ咲いているとさすがにあがる。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR 21mm f/8 SS1/125 ISO100

輝かんばかりの新緑と白い残雪のコントラストが美しい。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR 28mm f/8 SS1/25 ISO100

焼石岳...始まったな...。

これは小川ではなく、登山道だ。ここだけというわけではなく、むしろ登山道の半分近くはこんな調子。長靴で来ることも考えたが、行程の長さを考慮して登山靴にした。

今は長靴の方が良かったと思う。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR 16mm f/8 SS1/160 ISO100

これ見て、さすがに残雪が多いな〜なんて思っていた時がわたしにもありました。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA★11-18mm F2.8ED DC AW 14mm f/8 SS1/125 ISO100

焼石連峰のあたりは県内でも屈指の豪雪地帯。

ゆえにいつまでも雪が残っていて、先の渓流みたいな登山道も雪解け水の果て。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR 53mm f/8 SS1/320 ISO100

遠目にキレイな青を湛えた池を見つけた。

その場にいた、おじちゃん曰く、ドラゴンアイ焼石版らしい。

 

Apple iPhone Pro 16 6.765mm f/1.78 SS1/3279 ISO100

近くで見るとこう。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA★11-18mm F2.8ED DC AW 11mm f/8 SS1/500 ISO100

 

銀明水の山小屋を過ぎたあたりから、本格的な雪渓歩き。

ここにいたって、アイゼンを忘れてきたことに気がつく。何度も雪を見ていたのになぜザックに付いていないことを不思議に思わなかった...!!

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA★11-18mm F2.8ED DC AW 16mm f/8 SS1/500 ISO100

すぐ下が藪なので死ぬことはなさそうだが、恥ずかしいので慎重に歩く。

本当に危険を感じるようなところに来たら、引き返すつもりだった。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR 85m f/5.6 SS1/400 ISO100

幸い、そこまでの場所はなかった。

登った先で謎さくらを見つける。おじちゃんが何とか桜と教えてくれたが、ごめん、忘れた。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA★11-18mm F2.8ED DC AW 18mm f/8 SS1/60 ISO100

唐突な南無。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA★11-18mm F2.8ED DC AW 11mm f/8 SS1/320 ISO100

南無の休憩ポイントはまさに空中庭園

風も穏やか、気温もちょうどよくて、桃源郷のよう。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR 39m f/4.5 SS1/250 ISO100

こちらはハクサンイチゲという花らしい。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA★11-18mm F2.8ED DC AW 11mm f/8 SS1/200 ISO100

これも天空の花畑に群生していた。早々見られない絶景。

 

そして向こうに見えるのが焼石岳の頂上。あと少し。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR 53m f/8 SS1/400 ISO100

ピーク近くまで来ると、連なる奥羽山脈が見えてくる。

このスケール感、大雪山系を思い出す。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR 85m f/5.6 SS1/250 ISO100

これはシエラレオネみたいな名前の花。

高いらしい。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR 16m f/8 SS1/320 ISO100

こうしてついに山頂に到着。

登り4時間半でコースタイムより1時間も遅かった。あんれ?

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA★11-18mm F2.8ED DC AW 11mm f/8 SS1/500 ISO100

それでは山頂の景色をどうぞ。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA★11-18mm F2.8ED DC AW 11mm f/8 SS1/200 ISO100

真っ白な残雪と草木の緑が白雲岳に登った時を思い出す。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA★11-18mm F2.8ED DC AW 11mm f/8 SS1/200 ISO100

登ってきた方角はわりとなだらか。そら疲労度のわりに時間がかかるわけだ。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE 70mm f/8 SS1/400 ISO100

 

バチクソきれいそうな池がある。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE 55mm f/8 SS1/400 ISO100

あとは来た道を戻って無事、行動終了。

 

終わってみれば沢歩き、空中庭園、雪渓歩き、連なる山々と変化に富んだ登山で長い行程にも関わらず、全く飽きることがなかった。

 

トラウマも完全払拭で早いうちにまた行きたいと思っているほどだ。

ここは紅葉もキレイならしいから、このブログに再登場する日も近いかもしれない。