カメラファンの方は知っての通り、リコーイメージングから本日、びっくりぽんな発表がなされた。
フィルムカメラの開発をやってみようと思います。みたいな内容だ。
この発表に対して、PENTAXファンの反応は賛否両論で「この尖りっぷり!さすがPENTAX!」と言う人もいれば「なぜ今から?そんなことする開発ソースの余裕なんてあるの?」と言う人もいた。
開発検討の発表に合わせて公開された動画では
・もちろん難しい話
・デジカメに注力しろよという意見は理解している
・フィルムの価格高騰など取り巻く環境は厳しいことも承知の上
・若い人たちにも使ってもらえるようなカメラにしたい
・まずはコンパクトから。いつかは一眼レフを。
と話しており、否定派が懸念しているようなことは開発側の方達もわかっているようだった。
個人的にはチェキのようにかしこまったカメラ形態にとらわれず、若い人達に文化として浸透するようなカメラを目指す、というのなら良いなと思う。
(チェキの二番煎じをしろという意味ではないよ)
逆に作り手と一部のマニアが喜ぶだけのような工業芸術品にはしないでほしい。
「若い人たちに使ってもらえるような」とせっかくいい開発思想があるのだから、間口をわざわざ狭めるような矛盾は見たくない。
ニッチにはニッチの戦い方があるのだ、目に物見せてくれるわ、みたいな具合で是非頑張ってほしい。あとK-1Ⅲも頑張ってほしい。(←本音)