1週間前、見に行った高清水の雲海は想像以上に素晴らしいものだったが、夜明け前から撮影スタート出来なかったことが心残りだった。
その雪辱を晴らすべく、昨日も高清水に行ってきた。
5時半に到着するとすでに最高のショータイム状態。
いつもなら作業感があって、あまり好きじゃない現像作業も雲海は楽しく出来る。
柔らかく仕立ててもコントラスト強めにしてもどうやってもいい感じになる。元の写真のセンスがいいのもあるんだろうけどさ。うん、そうだ。きっとそう。
これはもう駅の観光ポスターに明日から使える写真。
遠野市さん、連絡待ってます。
コミュニケーション力が濡れたティッシュくらいへちょいから何も出来なかったけど、気持ち的にはこのカップルさんにどぶろく3本渡したいくらい感謝している。
いよいよ日の出の時間。
雲のかかり方もとても雰囲気があっていい。
PCの壁紙にするだけで邪気退散できそうなくらいありがたみある。
北海道で仲の良かった人達を全員連れてきて「ね!めっちゃキレイでしょ!?」って自慢したい。
自然が生み出す抽象画のよう。
日が昇ると山間を太陽光が一直線に抜けているのが見えた。
目に見える光景のスケールがでかすぎる。
そして、今年のベストフォトかもと思うほど気に入ったのがこちら。
写真が上手な方々のブログを見ながら、いつか自分もこんな雲海写真が撮りたいと思っていた。そして今回、そのイメージそのものを撮ることが出来た。
もし、写真を趣味としていなかったら。
自分は故郷がこうも美しい街だと気づいていただろうか。
カメラが自分の人生を彩ってくれている。そう、お財布の中身を代償に。