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DOMKE F-2

いつぞやのSNAP DIARYで初公開させたDOMKE F-2

 

 

ちょっと早いがファーストインプレッション的に使ってみての感想を話していこう。

 

 

 

 

購入動機

大元は先日、レビューを上げたONAのUNION STREETと自分の相性。

 

seiranstudio.jp

 

うちでは小さいショルダーのカメラバッグとEnduranceやバックライトの間を埋めるカメラバッグがUNION STREETしかなかった。しかし、そのUNION STREETは使い勝手も見た目も自分にイマイチ合っていない。

 

それで結構長きにわたって、UNION STREETの代替を考えてきたのだが、あまりに深い沼すぎて疲れてしまい、「高くても1番良いと言われれているものを買えばいいのでは?」という極論に至る。

 

それで、ド定番のDOMKEをチョイス。

実はDOMKE自体はUNION STREETを購入した際(小さいカメラバッグを検討していた時)も候補として考えていたが、高かったし、デカかったので却下していた。

つまり、長い長い遠回りをして、元の場所に戻ってきたというわけ。

そしてその原点回帰は完全な正解であった。

 

Very Good

通っぽい見た目が最高

UNION STREETは質感やシルエットが自分には大人っぽすぎる、というのが先ず問題だった。

 

 

一方、F-2はほどよくクタビレているというか、こなれているというか、古着っぽい雰囲気があって、自分の服装の好みにマッチしている。

 

カスタマイズしがいもある

また、F-2は見た目がプレーンで形も癖がないので、ユーザー独自のカスタマイズも映えやすい。

 

例えば、お気に入りのキーホルダーをつけるのもいいだろう。

ちなみにこれはわたしに似ていると友達に昔もらった、レオ・レオニフレデリック

ワンポイントで入れるくらいなら似合ってると思う。

 

サイドポケットにGRⅢを入れてユリシーズのストラップを出しとくのもアクセントになっておしゃれ。

 

 

F-2定番カスタマイズの1つにショルダーパットがある。

ストラップは裏面に滑り止めが施されているので、そのまま使うのもアリだが、デザイン的にはあったほうがいいだろう。

 

うちはマンハッタンポーテージとBEAMSのコラボバッグからパットを引っ剥がして、使っている。本体は長年使ってボロボロになっていたので、ちょうどいいだろう。

 

ブランドにブランドを重ねたような主張の強さが少し気になるが、赤のロゴがDOMKEロゴと合っているし、厚みがあって使い勝手はいいので、とりあえずこれでいいや。

 

で、冒頭のコレになったと。

 

その他、ショルダーストラップの吊り具がプラスチックなのでこれを補強するためにカラビナを使うのも定番のようだ。わたしはあまり不安を感じないのでやってないけど、見た目に変化が欲しくなったらいいかもしれない。

 

また、フタの部分に好きなアーティストや応援しているチーム、カメラのバッジとかを付けるのも楽しそう。

 

色々と遊べる、この懐の深いデザインは本当にお気に入り。

 

ちょうどいい収納力

見た目も大事だけど、肝心は収納力よね。

 

使い始めから、よく入れてるものはこんな感じ。

 

カメラ:K-1Ⅱ、K-3Ⅲ、GRⅢ

レンズ:FA Limited3本、DA20-40mm F2.8-4 Limited、DA55-300mm PLM

その他:財布、モバイルバッテリー、スマホ

 

小さいショルダーのカメラバッグ以上、バックライト26L以下という、わたしの希望にベストマッチ。

使い方を工夫すれば、もっと入るような気がする。

 

次にそれぞの収納ポケットを見ていこう。

カメラとレンズを入れるメインの気室。

カメラ2台運用も十分賄える。ミラーレスやマイクロフォーサーズのユーザーなら、もっと入るだろう。

 

わたしも今はドライブがてらの撮影に使っているので機材は多めだが、スナップでカメラ1台に絞れば使い勝手はさらに良くなるはず。

 

両端に付いているサイドポケットは深さも広さも十分で、長財布がこのようにすっぽり...収まってないな。

しかし、コットン地が比較的柔軟なので、被さるように綺麗に閉じてくれる。

 

当然、GRなんか入れるとスカスカだ。

 

保護力は気になるが、お散歩や車移動では強い衝撃が加わりそうなシーンというのはあまりないしね。(そんなシーンではカメラどころではない)

 

手前の薄いポケットにはモバイルバッテリーやスマホを入れている。

こちらもちょうどいいサイズ感。

 

抜群のアクセス性

それで、これらの収納部に対してのアクセス性が実に素晴らしい。

 

先述したように生地のコットンが柔らかくて軽く、間口もでかいのでとにかく機材を取り出しやすい。

 

DOMKEというブランドは報道カメラマンのジム・ドンケ氏が仕事で使いやすいカメラバッグを自分で作ろうとしたのが始まりだ。

そのため、変に凝っていない、洗練された使用感がある。

 

まとめ

ということで、満点も満点、大満点。

もちろん、もっと長く使っているうちに不満が出てくることはあるだろうが、今のところの印象は申し分ない。

 

正確にはコンパートメントのサイズとか使い勝手に思うところもなくはないが、不満ってほどではないし。

 

 

世の中には同等サイズのカメラバッグだけでも星の数ほどあるが、この使いやすさと程よい所有感、カスタマイズ性で並ぶものはそうないんじゃないだろうか。

 

まさしく王道こそ覇道。バックライトとF-2によって、わたしのカメラバッグ沼はこれにて終了。

 

 

たぶん。