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ONA The Union Street

ちょっと久しぶりのレビュー回は訳あってカメラバッグ。

 

ご紹介するのはONAのThe Union Streetだ。

すでに終売?のカメラバッグだが、まぁ聞いてクレヨン。

 

 

 

購入経緯

ユニオンストリートを購入したのは2020年の4月。

 

 

当時、わたしは日本屈指の観光都市である函館に住んでおり、今より日常的に撮影に出ていた。

しかし、その頃はまだカメラバッグを無印のエンデュランスしか持っていなかったので、ふらっと出る撮影にはデカすぎた。

 

それでコンパクト&軽量且つ速写性に優れたショルダーバッグを探していたところ、すこぶる状態の良い高級品が破格で出ているのを見つけて飛びついたったってわけ。

 

Very Good

素晴らしい質感

日本で舶来の高級カメラバッグと言うとビリンガムがパッと浮かぶと思うがONAも負けず劣らずの高級品。

 

高級、は名ばかりではなく、実際にその質感は極上の一言。

 

帆布地はどの箇所も分厚く、全体の剛性が半端ではない。

所々に用いられている本革や金属の質感も高い。

 

ポケットの内部にまで革が使われているところにブランド力を感じる。



ダンディズムの塊。

 

深さのある収納部

肝心の収納力もOK。

 

だいぶ深さがあるので、標準ズーム+K-1Ⅱもすっぽり入る。

何より大きいのが70-200mmF2.8が収まることだ。

これは相当な加点ポイント。実際、さんさなどのお祭りではこの収納力にだいぶ助けられている。

 

その分、デカくて少し重い。コンパクト&軽量なカメラバッグを探してたはずなのにおかしいね。

 

 

Bad

生地が硬ぇ

このカメラバッグ、あまりに生地が硬すぎる。

剛性が良いのは結構だが使いやすさとのバランスが悪い。

 

フロントポケットも硬くて物を取り出す時、手に小キズができそうだし、サイドポケットはほとんど使い物にならない。

ここにコンデジとか入ればいいのにね。スマホ出し入れるのも難儀する。

 

使っているうちに柔らかくなるのかもしれないが、中古で購入したうえにちょくちょく4年使って柔らかくならないのだから、こういうもんだろう。

 

 

番外編

自分の服装と相性が悪い

これはユニオンストリートに何の罪もないのだが、いかんせん、自分と相性が良くない。

 

わたしは普段、スポーツウェアや中性的なパーカーやニット、シュッとしたライダースやシャツを好んで着るのだが、これらの服装とユニオンストリートが全然合っていない。ぜーーんぜん合っていない。

 

合わないと分かっていたのに「高級カメラバッグがめちゃ安じゃん!ラッキー!」みたいな浅はかな思慮で購入して本当に申し訳ないなって思っている。

 

 

まとめ

生地の硬さから来る使いにくさと服との相性で正直いつも、ちょっとモヤりながら使っている。

ただ、基本的にはバッグの罪というよりも、「自分には早すぎた」という方が大きい。

 

本来ならユニオンストリートは180cmくらいのヒュー・ジャックマンみたいなダンディカメラマンが使うべきなんだろう。

 

それを分をわきまえず、わたしみたいなボンクラが手にしたから、こんなことになった。

生地が硬いのもわたしに心を開いていない証なのかもしれない。

 

ユニオンストリート。お前が似合うオタクに慣れるように、おれ頑張るよ。