この前の土曜日、久しぶりの登山へ行ってきた。
向かったのは花の百名山、秋田駒ケ岳。
今回は国見温泉からのスタート。すげぇところにあるな...。
帰りにこの森山荘の温泉に入っていった。
登山口からしばしは森の中を歩く。
傾斜も緩く、道もいいので森林浴を満喫しながらのんびり...と言いたいが、だいたいいつもすぐ飽きる。
40分ほど歩くと展望が開けてきた。
山はやっぱ、こうだよなぁ!
奥のトゲトゲしている山の方まで縦走ルートを歩いていく。
そういえば、花の百名山だった。
実際、山道沿いに咲き乱れる花々は本当に綺麗だった。
特にこの黄色い花はたくさん咲いていて、花鈍感のわたしもさすがに目を奪われた。
ただこれ、ミヤマダイコンソウというらしい。名前ぇ...笑
最初の分岐に到着。
登山口が850mなだけにここでも結構な高度感。
ここから谷間を行くルートと縦走路に分かれる。
今回は行き縦走路、帰り谷のルートを選んだが、定番は逆ならしい。
縦走路から見下ろす通称「ムーミン谷」。
ここから見ても花の谷であることがよく分かる。
実はこのルート選択を後悔することになるのだが、この時は知る由もなかった。
山で歩んできた道を振り返ると自分で自分を褒めたくなるのあるあるよね。
最初の目的地である、横岳に到着。
奥に見える一際デカい山はたぶん岩手山。素晴らしい眺望だ。
休憩もそこそこに次の目的地へ。
奥に見える阿弥陀池へ向かう。
ここから見る谷もめっちゃ雄大ね。
池を降りたら、すぐに男女岳に登り返す。
ここにトイレ付きの山小屋あるの助かる...!
男女岳に到着。
ちなみに秋田駒ケ岳は男女岳、女岳、男岳の総称ならしい。多様性を感じるじゃん。
次は阿弥陀池を周って右側の男岳へ。
ん?女岳...?
男岳とムーミン谷の分岐らへんはさっきのダイコンがいっぱい咲いていて、さながら天国のよう。
この大パノラマには大雪山系を彷彿とさせるものがある。
小岳の火口、阿弥陀池に谷とバリエーション豊か。
かくして男岳に到着。
そして、ここでK-3Ⅲのバッテリーが死亡。替えのバッテリーも忘れたため、肝心のムーミン谷花畑は古のiPhone7で撮ることに。
とはいえ、こんな古いスマホでも露光環境さえ良ければ、全然悪くないのよね。
そら、K-3Ⅲとは比べるべくもないけど、スマホまでなかったらと思うと感謝感謝。
駐車場を確保するために3時起きだったし、登山道も終始混雑していたが、それでもシーズン真っ只中の秋田駒登山はとても思い出に残るものになった。
ルートは他にも選択肢があるので、来年もぜひ登りに来たいね。