試験勉強の呪縛から卒業したので小樽の貴賓館にある、あじさい園を見に行ってきた。
限定的なエリアにぎっしりとあじさいが咲き乱れているため、見応えは抜群。
入園料は200円。コスパがすぎる。
ネットで検索するとすぐに出てくる写真は展望スペースから見下ろした景色だった。
立派なカメラを携えた人ばかり来園していてカメラ不況が嘘のよう。
渋い色合いの貴賓館の格子窓が鮮やかなあじさいの背景にピッタリ。
数で推している公園などより作品としては撮りやすいかもしれない。
お花が密集しているとなれば70-200F2.8の出番。
このボケとピント面の描写力を考えれば、レンズの重量などすずめの羽根のよう。
このブログにもピッタリの色合い。
うっかりマクロレンズを持ってくるのを忘れてしまったが、問題ない。そう、GRⅢがあればね。
蜘蛛の巣に水滴がいい感じに付着していた。
蜘蛛さんとあじさいの合作自然アート。
一転して過去写真。
3年前はボケパワーの一辺倒。綺麗は綺麗だけど、たくさん咲いている場所なのにそれと分かる写真がない。
引いて撮った写真はあらまぁ観光写真。
以前に比べると前ボケや背景を意識することで「印象的且つたくさん咲いている様子」を表現できるようになった気がする。
このちょっとした上達感も、写真を続ける醍醐味の1つなのかもしれない。