前回のエントリーでは詐欺ってPEN-Fの話をしたが、今回こそ正真正銘、栗駒登山の話。
一応、ロードスター登山部を自称しているが、実際ロードスターで山に来たのは4年ぶりくらいな気がする。
道中が舗装されていなかったり、車中泊が必要だったり、色々あんのよ。
ちなみに部員は1名だ。仲間がほしいっ。
なお、栗駒山は紅葉シーズンの混雑緩和のため、登山口最寄りのいわかがみ平駐車場は一般車が入れない。3キロの手前のいこいの村駐車場に自家用車を止め、シャトルバスに乗り換えていわかがみ平へ行くことになる。
期間は9/23〜10/15まで。
今回のルートは登りがいわかがみ平駐車場→東栗駒山→栗駒山、下りが中央コース。
東栗駒コースは道中が泥濘んでいたり、沢登りがあったりなので、下りは推奨されていない。
実際、登りに歩いた感じだと下れないことはないが、靴に泥が付いた状態で岩場を歩く羽目になる箇所もあり、危険なのでおすすめはしない。
30分ほど泥と岩場の道を登っていくと沢に出た。
靴を濡らさずに登れるので、そんなに危なくはない。
清らかな流れって感じ。
日に照らされた水面がキラキラと輝いて綺麗だった。
朝露に濡れたツボミが美しい。
ちなみにこれはチューリップだ。
1時間ほどで森を抜けた。
天気も見晴らしも最高。あの1番高いところが栗駒山。
振り返ると奥羽山脈の山々(かどうか、ほんとはわからん)が!
右に見えるのがとりあえず目指す東栗駒山。
超広角なら栗駒山と一緒に写らないかと思ったが、やはり無理だった。
毎度思うが山ってスケールがでかすぎるんじゃ。
稜線の途中になんかの鐘があった。
先行するカップルがチリンチリン鳴らしてウフフアハハしている。わたしの頬を一筋の涙が伝う。
東栗駒山の山頂に到着。
ちなみに紅葉は全然まだまだ。今夏の猛暑で例年より大幅に遅れそうならしい。
東北トップクラスの名所なだけにシーズンになると、とんでもないことになるそうな。
ここからは天空のお散歩道だ!
と思ったけど、わりと内側の方を歩くみたい。
栗駒山の山頂手前は急な階段になっている。あそこが最後の難所だ。
難所と言っても階段を登る時間は10分そこら。
中央コースの合流から振り返ると得も言われぬ眺望。
そして山頂に到着!
登りにかかった時間は2時間ほどでほぼコースタイム通り。
栗駒山は標高1600mm超えとそこそこだが登山口が高いところにあるので、サクッと絶景を楽しめる。
と思いきやガスが迫ってきて、よく見えないいぃぃ。
お弁当を持っては来たが、昼飯には早すぎるのでサッサと降りてのんびりすることに。
中央コースをちょっと下って振り返る。
雲が作った緑の明暗がいい感じ。
中央コースは道が単純で歩きやすいこともあり、ちびっこたちもたくさん登っていた。
いつもの登山同様、今回もK-3Ⅲを相棒。いやぁやっぱ、このカメラいい。
この写真と同じかそれ以上に鮮やかな景色がファインダーいっぱいに広がり、ヨシと思った瞬間にシャッターをきる。キャシャッ...。
まるで深呼吸して新鮮な空気を取り入れた時のように心の中が澄み渡っていく瞬間だ。
栗駒山も最高だよ。
大変なところは少ないけど、景観は高山そのもので登山初めてって人にもうってつけ。
さて、今年もう1回どこか登れるだろうか。せっかくだから紅葉登山したいな。
仲間がほしいぃぃ。