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もりおか写真館さんのワークショップに参加してみた

DFA★85mm F1.4のレビューでも話したことだが、わたしは「今年こそポートレートを始める」という公約を果たせぬまま、12月に突入してしまっていた。

 

有言不実行。中学生の頃、部活のコーチに散々言われたワードが頭をよぎる。

そんな時であった。

 

 

もりおか写真館さんでポートレートのワークショップが行われるのをたまたま発見。

あまりにも天啓...!!

 

PENTAX K-1 Mark II HD PENTAX-D FA★50mm F1.4 SDM AW f/2.2 SS1/160 ISO200

初めは座学でポートレートのコツを教わる。

 

ポートレートと言うと笑顔に囚われがちだが、その前後の表情も大事にする、目にハイライトが入るように意識する、など自分の頭の中には1mmもなかった話に目からウロコが6kgくらい出る。

 

PENTAX K-1 Mark II HD PENTAX-D FA★50mm F1.4 SDM AW f/2.2 SS1/250 ISO1000

続いてスタジオ内で実践撮影。

つ、ついにポートレートデビュー...!

なのになぜかいきなり、キッと睨むような目線をお願いしていた。癖が出てるかもしれない。

 

光を意識すると構図が、構図を意識するとコミュニケーションが、という具合でハチャメチャに難しい。

 

スタジオライティングのお勉強とお昼を挟んで次はいよいよ、外での撮影。

 

PENTAX K-1 Mark II HD PENTAX-D FA* 50mm F1.4 SDM AW f/5.6 SS1/200 ISO200

テンポが大事、ということで1人あたりの持ち時間は5分。

モデルさんから表情を引き出すためのコミュニケーションは「おしゃべり」とはまるで違って瞬間的な爆発力みたいなのが必要なように感じた。

それがとても難しくて、全然出来ない。出来ないが意味不明なわたしの振りにモデルの舞さんはニッコニコしてくれて、神様っているんだなと思ったよ。

 

PENTAX K-1 Mark II HD PENTAX-D FA★50mm F1.4 SDM AW f/5.6 SS1/250 ISO200

スナップでいい感じに光が入っているところを見つけると「ここにモデルさんを置けばきっといいのが撮れる」なんて思っていたが、それも甘かった。

その光をどう使うか、その使い方をどうやって伝えるか、カメラ操作とは全く別の能力が必要のようだ。

 

PENTAX K-1 Mark II HD PENTAX-D FA★85mm F1.4 ED SDM AW f/1.6 SS1/4000 ISO200

最後は参加者さん全員でベストショットを舞さんに選んでもらう。

わたしは惜しくも!惜しくも!!!選考からもれてしまった。惜しくも、ね!!!!

 

PENTAX K-1 Mark II HD PENTAX-D FA★50mm F1.4 SDM AW f/1.6 SS1/3200 ISO200

大苦戦の初ポートレートではあったが、イベント自体は本当に有意義で楽しかった。

講師の小川さんはじめ、スタッフの方々、モデルを担当してくれた恒川舞さん、皆さんとてもフレンドリーで話してるだけで時間が早く感じられた。

 

参加者の皆さんもや写真に関する色んなアイディアを教えてくれて、この後、飲みに行きませんか!?って言いたくなるほど。

 

ポートレート自体も苦戦と言ってもネガな気分は全くなくて、「次はこうしよう、ああしたい」と前向きなことをずっと考えている感じ。

何が出来ないのかがハッキリしたので、それを少しずつでも乗り越えていくのが来年の目標だ。

そういうスタートラインに立てたのがとても嬉しい。勇気を出して申し込んで正解だった。