札幌出張2日目。この日は昼の便で帰るだけだが5時半には寝癖を直してお出かけの準備をしていた。
予告通り、今回のテーマは「Gold」で撮る、札幌の朝だ。
ぬくもりのあるハイライトはまるで黄砂の日の朝/夕焼けのよう。
この時間帯に使うのがやはりベストじゃないだろうか。
何を撮ってもそれっぽくなるやつ。
誰をいなさそうに見えるが、実際にはわいのわいのと騒ぎながら始発に向かう元気な若人達が結構いた。なんとなく懐かしい。
そのノリ、嫌いじゃない。
静まり返った朝の狸小路。
Goldはハイライトとシャドウのバランスもいい。
里びや四季など最近、PENTAXが追加したカスタムイメージはどれも使っていて楽しいが、ちょっとこれは別格かもしれない。
どんなレンズ、どんな被写体を撮ってもキャラクターがハッキリ出る汎用性の高さも魅力的。
ラフィラの跡地に建設されていたCOCONO SUSUKINOが気づいたら、かなり完成に近づいていた。なんとなく取り残された気になって寂しい。
開業は今秋予定みたい。次の出張時には覗いて見れるかな。
前回はオールFA31mm Limitedだったが、今回はFA43mm LimitedとDFA21mm Limitedを使用。
色感といい、減光度合いといい、GoldはLimitedレンズとの相性もいいように思えた。
ここまでの内容でお分かりいただけたかと思うが、わたしはもうこのGoldにメロメロ。
移動中も「アレ、Goldで撮ったらどうだろうか...」みたいなことばかり考えている。
そして、最近のカスタムイメージで和を強調していたPENTAXが急に英語を使ったのは1つの前触れなのだと勝手に期待している。
秋頃にはセピア系のBronze、冬にはハイライトの輝きが美しいモノクロームに近いSilverを出すんでしょ。わかってますよ。