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OLYMPUS PEN-F

PEN-Fを迎えて、もうすぐ2ヶ月。この僅かな間にすっかりお散歩カメラの地位を我が物とし、活躍してくれている。

なので、ちょっと早い気もするけど、そろそろレビュー回としよう。

 



 

 

 

Very Good

素晴らしいデザインと質感

PEN-Fの魅力を語る上で格好は決して外せないポイント。

 

レンジファインダースタイルのデジタル一眼と言うと他にフジフイルムのX-Eシリーズがある。

あちらさんが都会的で洗練されたデザインであるのに対し、PEN-Fはちょっとゴテゴテしているように見えなくもない。

 

 

しかし、それこそがミソ。

色んな要素が盛り込まれているにも関わらず、それらはインカの石壁の如く、無駄なく配置され、見事に調和している。

さながらデザインされた混沌...!!

 

 

この変態的なデザインは極めて高い質感によっても支えられている。

例えばトップカバー。全て金属だ。そう全て。ON/OFFスイッチまで金属ってあんまりなくない?

ホットシューカバーまで純正で金属。

 

 

配慮はボトムカバーまで。極限まで余計な表記を廃した1枚板。そして、電池蓋のレバーがまた金属。こちらもフィルムカメラっぽさに一役かっている。

 

比較に載せているE-M5Ⅱも決してダサいわけではなく、これが普通。KPなんかも似たようなボトムになっている。PEN-Fが特殊。

 

なんとモニターの内側までラベルを廃している。

紳士はパンツからオシャレ、ってやつなのか。

 

バリアングルモニターの蓋もロゴなし。ここは最近発売されたZ fでも配慮されているね。

こうすることでフィルムカメラ感が増すってことだろう。

 

ここまで見てきてお気づきの方もいるのではないだろうか。

そう、PEN-Fの外観にはネジ1本写っていない。底面だろうが側面だろうがバリアングルの内側だろうが、どこにもだ。

 

このとんでもないこだわりが保有する喜びの境地へと誘ってくれる。

OLYMPUSの美しい置き土産だ。

 

小型で軽量

PEN-FはPENシリーズとしてはやや大ぶりだが、それでも各PENTAXカメラからすれば、ハムスターのように小さく、羽のように軽い。

この前のエントリーに載せた写真がいい例だ。レンズ性能がてんでバラバラとは言え、よ。

 

例えば写真のKP+FA31mm F1.8 Limitedがだいたい1kgくらい。これでも個人的には軽い方と思っている。それがPEN-Fと七工匠 25mm F1.8だと670gくらい。ステージが違うって感じ。

 

K-1Ⅱと交互に使った日には「今、首に下がってる?」と思ったほど。そりゃ言い過ぎか。

 

2030万画素 Live MOSセンサー

OLYMPUS PEN-F M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 f/2 SS1/640 ISO200

PEN-Fに搭載されるセンサーの画素数はなんと2030万。一般的にマイクロフォーサーズの上限と言われている画素数だ。

発売当時、2000万画素超えのOLYMPUS機はPEN-Fの他にフラッグシップのE-M1Ⅱのみだった。

つまり変態的なデザインにいっちゃんいいセンサーまで積んできたわけだ。本気度、天を衝く。

 

クリエイティブダイヤルが楽しい

ボディ前面に配置された、クリエイティブダイヤル。

このダイヤルではカラークリエイトやモノクロ、アートフィルターなどの設定を呼び出すことが出来る。

 

カラーの色づくりは色調や彩度、コントラスト、トーンを細かく設定できる。

現場で色作りをするのが好き、というタイプの人は絶対にハマるはず。

 

単なるモノクロモードも搭載されているが、クリエイティブダイヤルで呼び出すモノクロ設定は調色も可能。

 

クリエイティブダイヤルの機能を使うかどうかは人によると思うが、わたしはPENTAXのカスタムイメージをしょっちゅうゴニョゴニョしているような人間なので、こういうのは大好きだ。

 

ボディ内5軸手ぶれ補正

PEN-Fはこの小柄なボディになんと5軸手ブレ補正が入っている。

センサーサイズが小さいとはいえ、この手のコンパクト一眼が軒並み手ぶれ補正入っていないのだから、驚きだ。

 

OLYMPUS PEN-F M.Zuiko Digital ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ 22mm f/5.6 SS1/6 ISO500

なので換算45mm相当で1/6なんてスローシャッターをきってもへっちゃら。

マイクロフォーサーズで2000万画素は暗所に弱いかと思っていたが、こうなれば関係ない。

力こそパワー。

 

Good

PENだけどファインダー搭載

PEN-Fが出るまでデジタルのPENシリーズはファインダーレスだった。

それがコンパクトさと可愛らしいデザインに寄与していたわけだが、個人的に一眼にはやっぱりファインダーがあってほしい。

 

現行のE-P7も見た目はPEN-Fに近いものがあったし、価格も超お手頃ではあったが、やっぱりファインダーは譲れない。

PEN-Fのファインダーは現代の基準からすれば古臭さは否めないが実用性も没入感も必要十分。

 

 

シャッターフィール

シャッター音はとても好みだったE-M5Ⅱと同じような感じ。

カショッと優しくて品が良く、カメラのイメージにピッタリ。

 

頑張っている操作性

この見た目なので、操作性が良い、とは言えないが、相当頑張っているとは思う。

所狭しとダイヤルを並べている右肩部も最初こそ間違って露出補正回したりしていたが、すぐ慣れた。わずかなスペースにFnキーをちまっと設置しているのも健気で良い。

 

また、ダイヤルのクリック感がとても良いのもポイント。カチカチカチとしっかりとした節度があるが、硬いと思わせない絶妙な調整。経年ゆえかもしれないけど...笑

 

 

 

Not Good

中指が痛い

これはもう写真を見ていただこう。

お分かり頂けただろうか笑

 

普通に握ると中指の上にクリエイティブダイヤルが乗っかる形になる。

いくらPEN-Fが軽いとは言え、しばらく使っていると中指が痛いというか疲れてくる。

スマホを薬指に乗っけていると段々疲れてくると思うが、あれと同じ。

 

ダイヤルが乗っかっていることでちょっとホールドが安定する、というメリットもなくはないが...。

グリップ買えばいい話かもしれないけど、シルバーには似合わないのよね。

 

 

まとめ

外観と操作性のバランス、クリエイティブダイヤルの遊び心、PENシリーズ初のファインダー。

PEN-Fの各所には「後先考えず、やりたいことを全部やる!」という熱のようなものを感じる。その熱意が使っている時のフツフツと湧き上がる満足感に繋がっているんじゃないだろうか。

 

 

そう言えば、先日、某イベントでアルバイトに来ていた高校生の女の子に「カメラかわいいですね!」って褒められた。あの時のカメラはPEN-Fだったはず。

 

てことはPEN-Fぶら下げて婚活パーティー行ったら、結婚できるんじゃ...(できません)