36歳独身男性の悪天候日曜日は長い。
あまりに暇なので、表題のようなしょうもないことを考えついちゃった。
この企画にエントリーするカメラはこの3機種。
m4/3:OLYMPUS PEN-F+7Artisans 25mm F1.8
APS-C:PENTAX KP+smc PENTAX-FA 31mm F1.8AL Limited
フルサイズ:PENTAX K-1 MarkⅡ+HD PENTAX-D FA★50mm F1.4 SDM AW
レンズは50mmに合わせている。
PENTAXのAPS-Cはフルサイズ換算時1.53倍のため、31mmだと47mmくらいとちょっと合わないけど、許してちょんまげ。
(35mm F2もあるけど31mmの方が見え方近い気がした)
セッティングはこんな具合。レンズの長さを考慮するの忘れてた。
やり直そうかと思ったけど、面倒だったんで強行。グダグダですんません。
絞り値はF1.8に揃えて比較。
AWBの違いもついでに見てみて。(光源は電球色蛍光灯)
まずはm4/3のPEN-F。ピントはいずれもNikon Fの軍艦部に合わせている。
前ボケはいい感じだけど、奥のカメラとかレースカーテンのシルエットは結構残っている。
続いてAPS-CのKP。
前のカメラはだいぶボケるようになったが、後ろはあんまり変わらないような。
ちょびっと広角なのもあるけど、少し意外な結果。
最後にフルサイズのK-1Ⅱ。
これだけ別格。前ボケは一目瞭然で後ろのカメラやレースカーテンもシルエットが崩れている。
ボケ量はさすがだが、被写界深度が浅すぎて被写体のカメラもレンズの文字が潰れている。
※なぜかK-1ⅡのAWBがKPよりPEN-Fの方に近い。
なお、被写界深度はボケの点でも浅ければいいという話ではない。
先の写真でもm4/3とAPS-Cは開放でもピント面が概ねカメラを覆っているが、フルサイズは軍艦部以外はボケ始めている。Nikon Fを被写体と考えると写真としては微妙。
フルサイズも絞ればいい、と思うかもしれないが、スナップ撮影の時なんかはちょうどいい絞りを探っているのが面倒くさいことも多い。
その点でガバっと開放付近を使ってもそんなにピントが外れないm4/3やAPS-Cもそれはそれで価値があるとわたしは思う。
要は使いどころ。じっくり撮影できるシチュエーションなら、やっぱりフルサイズがつぶしが効くし、テンポが重要なシーンではそれに限らない。
どのカメラもめっちゃ素敵でセンサーサイズによる優劣なんてないってことさね。