先日のエントリーでE-M5Ⅱが壊れてしまったことをご報告したが、今回、その後継カメラがやってきた。
それが、こちらPEN-Fだ。
2016年、OLYMPUSがカメラ事業80周年を記念して発売した傑作機で、世界初のハーフ判一眼レフの名を受け継いでいる。
某ブロガーさんの記事で見つけて以来、長らく憧れていたカメラなだけにE-M5Ⅱの後継として真っ先に思い浮かんだ。
しかし、中古市場では人気のカメラで相場はなんとOM-5以上となかなか手が出なかった。
これゆえに後継カメラ候補はE-P7やX-E3やKFやEM-5Ⅲと迷走を極めていたのだが、急にえらい安価なPEN-Fの良品が出てきたので、震える手でクリックした。
そこそこ使用したら詳細なレビューを書くが、なにはともあれ、この見た目を見てくれ。
なんて美しいカメラなんだ。見える範囲にはビスを打たないよう設計したとのことで変態的なまでの作り込み。全部紹介すると長くなるので、そちらもレビュー回でご紹介しよう。
レンジファインダースタイルのレトロデザインカメラは他にも色々あるが、わたしにとってはその中でもベストなスタイリング。
一緒に何本かレンズも購入したが、特に12mm F2+角型フードとの相性がマーベラス。
ちょっとゴテゴテしているようにも見えるが、その洗練されきっていないところが渋いギア感にも繋がっている。
また、カメラが届くまでの間に温めていた、ドレスアップもしてみた。
まずは初回購入特典だった蒔絵シール。
フリマサイトで手に入れたが、桁間違ってないか?ってくらい、むちゃむちゃ高かった。
しかし、これは間違いなくあった方がクール。
ちなみに自分できれいに貼る自信がなかったので、わらび餅と等価交換で姉にやってもらった。
ネックストラップはKPでもお世話になっているULYSEESのクラシコ。
カラーはOLYMPUSのブルーに合わせる気でネイビーを選んだが思ってたよりも暗かった。
しかし、逆にそれが渋いPEN-Fとマッチしていて嬉しい誤算。
ここのストラップはカメラとの接続部もナイロンではなく、革で出来ており、質感が素晴らしい。
K-3ⅢやK-1ⅡもULYSEESで合わせようかなぁと思っていたり。
もう1回、完成図見てもらっていいですか。やばくないですか。これデジカメなんですよ。
あと、小さいところでは真鍮(たぶん)のシャッターボタンも加えた。
本当はローレットがついたのが良かったがサイズ的にフィットするのが見つからず。
ちょっと派手かな?と思ったが、いやいやなかなか良いアクセントになっている。
せっかくなので、ちょっと作例も。
レンズとシチュエーションを選べばm4/3でも十分なボケを得られるじゃん。
この淡い感じ、これからの季節で特に使える。
E-M5Ⅱに付けてスナップを楽しんでいた、七工匠の25mm F1.8もこうして引き続き活かすことができる。
うーん、素晴らしい解像感。
でもなぜかこのレンズ付けるとアイセンサーの挙動が変になるのだが...。
MX-1、KP、そしてPEN-F。見た目番長カメラがまた増えて飲酒量がさらに上がっちゃいそう。