冬野の登場に合わせて昨年末に購入した、DA35mm F2.8 Macro Limited。
最近のエントリーを見たら(見てね)、お分かりいただけるようにすっかり気に入っていて割と早々にレビューを書く気になった。
結論から言うとこのレンズ、大根のように無駄のない素敵レンズです。
Very Good
冬野が使える
兎にも角にもこのレンズ最大のメリットは冬野が使えること。
このカスタムイメージによってわたしの冬へのイメージはハチャメチャに向上しました。
冬野がどう良いとかって話は過去記事を見てね。
これはもはや、レンズと言うより冬野が良いのでは?と言われたら元も子もないのだけど、このレンズとHD FA31mmしか使えないのだから、このレンズの功績と言ってもいいでしょ。
標準域とマクロという組み合わせ
正直このレンズを購入するまではワーキングディスタンスの短い標準マクロって何の魅力があるのか分かっていなかった。いやまぁわたしなんてそんなもんです。生きててすいません。
今も正しく理解しているかは分からないけど、グッと寄って撮影した後に
使いやすい標準域にサッと移行できる。この取り回しの良さはGRⅢを使っている時の感覚に近いかも。
100mmマクロだとマクロ撮影にはいいけど、普段使いするにはちょっとだけ望遠すぎるからね。
選ぶ被写体によってまるでタイプの違う写真が撮れる便利さはズームレンズのよう。
小型で軽量
Limitedレンズよろしく、DA35mm Macro Ltdも非常にコンパクトで軽量。
同じ冬野を使えるHD PENTAX-FA 31mm F1.8 Limited(写真はsmcだけど)と比較すると1/4程度小さい。
この小ささだとマウンテンジャケットのポッケに違和感なく入る。
冬野は「はっ!今いんじゃね!?」みたいな感じで使っているのでスッと取り出せられるところに入るのは本当に大きいんだよ。
かっこいい
Limited&スターレンズ恒例のかっこいいの時間です。
かつてHDコーティングの証で入れていた、この赤いライン。
現在は使用されていないため、好きじゃない人も結構いるみたいですが、わたしは良いアクセントだと思う。
KPに装着するとこう。
K-3Ⅲではこう。
小さいレンズだといつもは見た目番長のシルバーKPがめっちゃ似合うんですが、このレンズについてはなぜかK-3Ⅲに装着した状態の方が好き。
物凄い収まりの良さというか、かくあるべき見た目というか、しっくり感がなんかこうあのーえー、すごい。
Good
繊細で美しい描写
作例が全部、冬野ですいません...。
HD DA20-40mmでも感じたことだけど、DA Limitedシリーズで撮る写真は繊細で透明感のある絵になる。
華奢で身体があまり強くなく、お屋敷の2階でいつも外を眺めている薄幸の美少女みたいな。
DA35mm Macro Ltdは遠景描写が少し緩いと何かで見た気がするけど、個人的にはあまり気にならない。そもそもガシガシに解像してほしいと思って使うレンズじゃない気がするしね。
安い
新品で4.5万円ほど、中古の美品で3.5万円ほど。描写性能・小型軽量・便利さを考えると、とてつもないコスパ。
このご時世だと下手すりゃ1ヶ月の電気代より安い。
まとめ
Limitedレンズ毎度あるあるで欠点が特に思いつかなかった。
マクロ撮影時にAFがちょっと遅かった気もするけど、恋は盲目なせいなのか記憶があやふや。
お値打ちなこともあって、まだ持っていないというPENTAXユーザーさんには是非おすすめ。
そういえばKFにストーンとオリーブという新色が出たので、それと合わせて購入するとより幸せになれるかも。
黒のLimitedレンズとストーンの組み合わせはシャレオツだろうなー。
マッチングアプリで誇らしげにアピールできると思うなー。
なにー、今ならなんとpeak designのスライドライトが付いてくるだとー。色も合わせてあってなんてオシャレなんだー。これは見逃せないなー。