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漉磯で天の川と夜明けの撮影を楽しむ

日曜日の夜中3時。

しょぼしょぼした目をこすって、山田町の漉磯海岸へ天の川撮影に行ってきた。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA★11-18mm F2.8ED DC AW 11mm f/2.8 SS60 ISO1600

漉磯では昨年の2月末にも撮影している。

地上景も何も考えずにバーンと天の川を撮る。馬鹿の一つ覚えみたいにコレばっかりしているわけだが、楽しいからまぁいいじゃん。

 

PENTAX K-1 Mark II HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8ED SDM WR 15mm f/2.8 SS60 ISO1600

同じ設定、同じアストロトレーサー使用なのだが、K-3Ⅲ+DA★11-18mm F2.8とはだいぶ違う。

K-1Ⅱ+DFA15-30mm F2.8の方が色乗りがよく、個人的にはより好み。

 

PENTAX K-1 Mark II HD PENTAX-D FA★85mm F1.4 ED SDM AW f/2 SS60 ISO800

なお、今回1番の目的はDFA★85mm F1.4で星撮りすること。

各種収差を極限まで抑えたことで、星撮りに最適なレンズとなったDFA★85mm F1.4。

たしかに隅々まで素晴らしい描写。

 

そしてこれを可能にしたのが、先日配信された、K-1ⅡのアストロトレーサーType2、3対応化のファームウェア

 

6年前に発売したK-1Ⅱは各種アップデートを経て、いまや別物というほどにパワーアップした。

新しいカメラを出せない罪滅ぼしだとしてもリコーイメージングはよくやってくれている。

 

PENTAX K-1 Mark II HD PENTAX-D FA★85mm F1.4 ED SDM AW f/2 SS2 ISO800

おかげでK-1Ⅱでこんなこともできる。

肉眼ではまだまだ暗い、蒼穹の空に浮かぶ明けの明星。たぶん。

 

PENTAX K-1 Mark II HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8ED SDM WR 26mm f/5.6 SS5 ISO400

せっかくここまで頑張ったのだから、サンライズまで撮ることに。

長靴履いてきて正解だった。久しぶりの作品撮り。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE 98mm f/5.6 SS1/200 ISO800

しかし、岩の先っちょに立って撮影していたら、波をもろかぶり。

カメラもバッグも自分もびしょびしょ。気温1度の海でびしょびしょ。鼻水無限地獄。

思い出す、室蘭イタンキ浜の悲劇。

K-1Ⅱ購入直後の事件。カメラバッグが波にながされかけ、回収に成功はするもカメラとレンズが砂まみれになり、修理に7万円かかった。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA★11-18mm F2.8ED DC AW 11mm f/13 SS1/15 ISO100

鼻水を横風になびかせながら、最後になんとかいいのも撮れた。

 

かに思えたが、ハーフNDの暗部が横に来ているではないか。むりくり補正してなんとかそれっぽく。

超広角の迫力を久しぶりに出せたんじゃなかろうか。

 

「写真を撮ることを頑張らない」として最近は緩めのスナップに注力していたが、やはり本腰入れて撮る風景写真って楽しい。

 

DA★11-18mmのフードはどっかにすっとんでったし、ずぶ濡れで風邪引きそうになるし、レンズとカメラの手入れに半日かかるし、大変は大変だが、沸き立つ熱情のようなものをたしかに感じた。

 

朝夕はおうちでゆっくりしたい~なんて言ってたが、無理ない範囲で今年は頑張ろうかな。