昨日、YouTube LIVEで実施されたPENTAXのファンイベント。
そこで知ったのだが、今日はPENTAXの104歳の誕生日らしい。おめでとう!!
今年も生きていてくれてありがとう!!
せっかくなので、わたしとPENTAX、6年間の思い出を振り返ってみよう。
何度か紹介したけど、始まりはK-S2。
すでにK-70が発売済みだった2017年。仲良しの幼馴染が結婚するってんで結婚式用に買ったのがキッカケ。
そうでなくても元々、カメラには興味があったし、凝り性の自分は絶対ハマると思っていったがまぁ案の定。
ちなみにPENTAXを選んだのはキヤノンとかニコンを買って人と被るのが嫌だったからという、ただのひねくれ。
この頃は車と風景写真のみ。
それでも北海道は撮っても撮っても広かった。
K-S2購入から1年半。全然満を持さずにフルサイズデビュー。
α7Ⅲを買うつもりが、一度K-1Ⅱを触っただけで手の平くるくるくる。
これにてPENTAXと心中すると覚悟した。
初めてのフルサイズは目からウロコの連続。正直今でも使うたびに「いいなぁ」としみじみ思う。
特に星景ね。今でこそ、ちょっと飽きちゃったけどカメラを始めた頃はいつかはかっこよく撮りたいと思っていた天の川写真。鮮明に撮影できた時はとても嬉しかったもんだ。
FA Limitedレンズとの出会いも大きかった。PENTAXじゃないとできないことは決して多くはないが、このレンズの艶だけは強烈に個性が立っている。
そしてK-3Ⅲ。K-S2と同時期にお別れしたのは悲しかったが、エース参上に沸き立つ。
動体撮るのがクソミソに下手なわたしが野鳥を撮れる日が来るなんて...!!
K-3Ⅲでも足りないものは多いが、シャッターフィール・握った感じ・ファインダーから来る、心地良さは熟成し尽くされた一眼レフの中でも傑作と言えるはず。
そしてイケメン代表のKP。迎えた時はK-3Ⅲもあるから眺めるだけだろう、と思っていたんだけどなぁ。
なんやかんや結構使ってるもんだね。
街中で首から下げてると気持ちが上がるってのが大きいよな。
そんなこんなで大家族になっちゃった。あ、MX-1もいた!ごめんごめん...笑
最近は新製品も開発の発表も全然なくて元気がなさげなPENTAX。
ファンもやきもきして、がっかりしている人も少なくない。
自分もそう感じていた時期はあったけど、今は存在さえしててくれれば、いいかなと思っている。
画質面だけで言うと2015年頃からデジタル一眼は「基本的にはもう十分」という域に達している。それなら今手元にあるカメラとのんびり長く付き合うのもいいかもしれない。
なんせカメラ製品に限らず、デジタルデバイスはなんでもかんでもほんの2,3年でリファインしてしまう時代。相棒と呼べくらい機械を育てるのも悪くないのでは?
そんな時にPENTAXという選択肢。秀でた性能はないが、心地良い撮影体験なら提供してくれる。
「より良い選択」ではないが「味のある選択」ではないだろうか。
なんつって。