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高清水の大雲海を星夜から楽しむ

朝起きると外が真っ白け。そう、遠野はいよいよ雲海の時期だ。

早速、この前の金曜日に出撃してきた。

 

なお、昨年の記録はこちら。

 

seiranstudio.jp

 

今年は星と合わせて撮るべく、真夜中に出発。

野生生物やらお化けやらにビビり散らかしながら車で走ること30分。

PENTAX K-1 Mark II HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8ED SDM WR 28mm f/2.8 SS15 ISO3200

眼前に広がるは満天の星空とバイパスの明かりに照らされた雲海の姿。

 

PENTAX K-1 Mark II HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8ED SDM WR 28mm f/2.8 SS15 ISO3200

いや、雲海の方は正直、肉眼ではよく分からなかった。

 

PENTAX K-1 Mark II HD PENTAX-D FA 15-30mmF2.8ED SDM WR 15mm f/2.8 SS10 ISO1600

しかし、少し待っていたら、わずかに東の空が白んできて全貌が明らかに。

この世界の美しさたるよ。高清水から見る雲海は自分が撮っている自然写真の中でも一等、神秘的だ。

 

PENTAX K-1 Mark II HD PENTAX-D FA 150-450mm F4.5-5.6ED DC AW 150mm f/4.5 SS5 ISO400

日の出の少し前に上がってきた三日月がめっちゃきれい。

日の光に照らされて影になっているところもよく見える。

 

PENTAX K-1 Mark II smc PENTAX-FA 43mm F1.9 Limited f/13 SS1/200 ISO100

そしていよいよショータイム。

平日にも関わらず、この頃には駐車場がいっぱいになっていた。

 

PENTAX K-1 Mark II HD PENTAX-D FA★50mm F1.4 SDM AW f/5.6 SS1/80 ISO100

今回は現像作業にも一工夫。こっちは雲の形に立体感が出るようにしたバージョン。

波立つ大海のようなダイナミックさ。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE 136mm f/8 SS1/160 ISO200

こっちはフワッフワバージョン。綿あめ。

離島のようにポツンと顔を出しているのは八幡山というところらしい。

あそこに登れたら、なお凄そう。

 

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE 78mm f/5.6 SS1/80 ISO800

色味もオレンジにしてみたり、ピンクにしてみたり、青々としてみたり。

当然どれが正解なんてないから、ただ遊んでるだけ。

 

PENTAX K-1 Mark II smc PENTAX-FA 43mm F1.9 Limited f/8 SS1/400 ISO100

その遊びの過程でピンと来る仕上げを思いつくわけなんだけど。

これなんか結構、手かけた1枚でとってもお気に入り。ハイライトとシャドウの色を反対色に振ってティール&オレンジっぽくしているのがミソだよ。

 

昨年の撮影時は望遠で切り取るかバフラっと広角で撮るかの2パターンくらいしか思いつかなかったけど、今年は標準域を結構うまく使えた気がする。

 

だが雲海シーズンはまだ続く。高清水はもちろん、目星をつけている他のポイントも見て回らなきゃ。