引き続き、気仙沼回。
日が昇った田中浜をブラブラした後、遠野に一旦戻り、ミニバンに乗り換えて再度、気仙沼へ。港町の夜景を撮って、そのまま車中泊しようと思ったのだ。
連休初日。天気は快晴。さぞカップルで賑わっているだろうと思ったら、まさかのオンリーワン。駐車場から撮影ポイントまでは急坂を5分程度歩くだけだが、にしても怖い。
しかし、いざ夜景が目に飛び込んでくると恐怖は成層圏の彼方へ飛んでいった。
宝石箱をひっくり返したかのような美しさだ。
入り組んだ湾、かなえ大橋とその奥の鶴亀大橋、変化に富んでいて見応えばっちり。
内湾地区の温かい光と国道沿いの白い光の色分けもいい感じ。
カスタムイメージをポップチューンにしてみたら、見栄えがド派手に。
これはこれでインスタ向きということで。
FA43mm Limitedは絞り羽根が偶数枚なので光芒がスッキリしており、とても上品だ。
ちょうどいい画角といい、色乗りといい、夜景にピッタリ。
Nikonのノクトやプレナのようにサブネーム付けたらいんじゃないかな?
ナイトウルフとか(クソダサ)
大橋のあたりをクローズアップしてみる。
前景〜遠景のつながりを作りやすくて良い。
望遠使ってこの解像感なのだから、空気が澄んできたのを感じるね。
Goldも使ってみたら、ドンピシャだ。
すべてが黄金に輝いている。まさにジパング。
誰かがカワイイことをしていったので、恩恵にあずかる。
昼にロケハンした時はこんなのなかった。ありがたや。
上から見てキレイそうだったので、昼に歩き回った内湾地区にまた来てみた。
GRⅢはあのサイズで手ぶれ補正も入っているから、軽く押し付けられるところがあれば、シャッタースピードをかなり稼げる。
ちなみに一旦ウチに帰った際、PEN-F→KPに持ち替えてきた。
留守番なことが多い、ブラックミスト+DA★55mmも今日に限って持っていたのだから、自分ナイス。
マイベストフォト 2023かもしれません。ありがとうございます...
夜の内湾地区はスローなジャズがどこからか聞こえてくるムード満点スポットだった。
夜景の美しさ、美味しい海産物、観光船、東北男子はみな気仙沼に彼女を連れてくるべきだろう。
そう思いながら、わたしはミニバンの後部座席を倒し、震えながら眠りについた。