お盆休みも終盤の15−16日、両親を連れて秋田県のにかほまで行ってきた。
表向きは親孝行温泉旅行、その実はにかほの元滝伏流水を見に行くためだ。
駐車場から元滝までは徒歩10分程度。
お盆休みということもあって、列をなすほど混んでいた。
道中は伏流水の清流を眺められる。
この日、にかほ市は35℃を超える猛暑だったが、川の側は5〜6℃低いように思えた。
緑のリフレクションが美しい。
持ってきたタオルを水に浸すと手がジンジンするほど冷たい。
元滝に到着。連なる段々滝と緑の苔が得も言われぬ景観を生み出している。
まるでシシ神の森のような景色。
元滝は上流に川があるわけではなく、湧き出る豊富な伏流水によって形作られている。
滝の側は輪をかけて涼しい。
ウェブページを見たら、この伏流水は年間通してほぼ10℃なんだとか。そら涼しいわけだ。
一部をちょっと切り取ってみた。
濃淡様々な緑があるこの環境はPENTAXが得意とするところ。
看板やポスターによく載っている構図はこんな感じだった。
1番流れが強い場所の方からも撮ってみる。
実は「元滝」自体はもっと森の奥にあるらしく、ここらはあくまで「元滝伏流水」のようだ。
もっと寄ってみる。
これだけボディ内現像でポップチューンを使ってみた。もちろんこんなに緑が輝いてはいないのだが、これはこれでありだ。
元滝伏流水は全国的に有名なフォトスポットなだけあって、撮りごたえが素晴らしかった。
にかほまでの道中、事あるごとに暑い暑いとぼやいていた父も涼を取れてご満悦。
ちなみに写真は15日の昼と16日の早朝の写真が混在している。
早朝だったら、光芒が見られるのではないか?と思ったが、そこまでは写真の神様に愛されてはいなかった。
水辺と光芒は遠野のどこかでリベンジしよう。