日曜日は遠野の柏木平で流鏑馬の競技会があったので、撮影にお邪魔してきた。
学生時代にお祭りの流鏑馬行事で手伝いをしていたような気がする。
ハチャメチャにカッコよかった記憶があるので、岩手に戻ったら、ぜひ撮りたいと思っていたんだ。
TwitterでもInstagramでも言ってきたが、流鏑馬ってすごく凄すぎる。
まず馬さんに乗る、馬さんを操ること自体、難しそうだ。それに加えて手綱から手を放し、弓を構え、的を狙って矢を放つ????
わたしの脳の使われていない部分が全部覚醒したとしても半分出来なさそう。
この阿曽薫さんは構え方と狙い澄ました目つきがとてもクールだ。
参加している方々の衣装はどれも個性豊かでとてもカッコいい。
よく見ると矢の先端がかわいい柄の方が何人かいた。
おしゃれは矢じりからってことかな。
矢を放ったタイミングが撮れるのもK-3Ⅲの連写性能の賜物。
矢が手元を離れたその刹那。良い意味でわたしとPENTAXのコンビらしくない写真だ。
競技会のポスターを飾っていた、こちらのお爺さんはなんと78歳!
的を射ると「ニャー!!!」と大きな声を出していた。
なにかの間違いでこのお爺さんと取っ組み合いになったら、コテンパンに負ける気がする。
こちらの星野菜々さんは何とアイドル。流鏑馬アイドル。なんという多様性の国か。これぞクールジャパン。
Twitterでアホなことを書いて写真と一緒に投稿したら、ご本人様に見つかってしまった。ドラゴンボールを集めて過去に戻りたい。
流鏑馬は一般の部とプロの部があり、一般の部でも相当な迫力だったのだが、プロの部になるとさらに凄みが増す。
走路は200mmくらいだと思うがそこを皆様10秒前後で駆け抜けるのだ。その間に3つ的を射抜く。いよいよアニメとゲームの世界だ。
速すぎてAF云々以前に自分が追いきれないことも度々。
優勝した布施 蒼依さんは特に凄くて、なんと4回?走ってその度、的を全部射抜いてしまう。
矢を用意し、構え、放つ一連の動作に無駄がなく、馬さんとの息もバッチリ。素人目にも非常に安定しているのを感じられた。
撮影を全担当したK-3Ⅲ。連写スピードとAFはいつも通りOKなのだが、バッファ不足は初めて実感。
スタートから構え→放つ→次の的に向けて用意、のような動作の流れ全体を収めようとすると8〜9秒は息が続いて欲しい。
なるほどスポーツの撮影をするなら、やはりバッファは必要なんだな。
PENTAXは過去にファームウェアのアップデートでバッファを改善した実績もあるから、薄っすら期待して待とう。だめならだめで頑張るさ。