全3回の代休ドライブ最終回は一関の厳美渓とそのすぐ側にある龍神穴滝だ。
厳美渓と言えば、エメラルグリーンの美しい水流と渓谷が見所だが、そっちは時間的に逆光でワケ分からんことに。
来るなら昼時か午前中が良さそう。
だがこれも想定の範囲内。本気の写真は厳美渓と猊鼻渓ダブル渓谷ドライブに取っておくことにしている。今回は下見。いや、ほんとほんと。
厳美渓の側にあるサハラのガラス館入口。日が高い時間に来たら、さぞ綺麗だろうな。ここでポートレートなんか撮るのも映えそうだ。
どう考えても道ではない藪中を己を信じて歩むこと10分。
大きな滝壺のある瀑布に辿り着く。
西日が水しぶきに当たってキラキラと輝き、幻想的だ。
こっちの方が分かりやすいか。
ここも太陽が高い位置の時間に来れば、滝壺の水面が綺麗に見えるかもしれない。
手前に雰囲気のある苔むした岩もあるぞ。
K-3Ⅲだとこの焦点距離とSSでも手持ちで撮れるから心強い。
三脚を用意し、撮影方法を念入りに考え、渾身の一枚を撮る気力が残っていなかっただけ余計に...。
こうして行程300キロのドライブは閉幕。
しばらく長距離ドライブをしていなかった鬱憤を存分に晴らすことができた。
当分オープンドライブは大丈夫...などということはなく、毎日、Google Mapとにらめっこしている。
(おまけ)
裏道裏道を走っていくと静かな山里をいくつか通り過ぎた。
山間の小さな村、美しい田園風景、茅葺屋根にトタンを敷いた昔ながらの家造り。まるでトトロの世界に転生でもしたかのようだった。