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雪景を見に錦秋湖へ行ってきた。

全然、雪が降らない。

 

岩手は今年、稀に見るほどの小雪。札幌在住時代、あの自然界のドS邪智暴虐王に苦しんでいた私からすれば胸のすくような思いであった。

 

1ヶ月前までは。

 

あんまり降らないと今度は見たくなってくる。あんなに酷い目にあったのに。

あぁダメンズと分かっていても離れられない幸薄美人達はこんな気持ちなのだろう。

認めざるをえない。私は雪が恋しい。

 

そんなわけで雪を求めて岩手の豪雪地帯として有名な西和賀町錦秋湖へ向かった。

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited f/8 SS1/200 ISO100

去年までは出張や転勤で北海道にやってきた無雪地域の取引先サラリーマンが「わ−雪だ−」と言っているのを内心、何を呑気に...と思っていた。

 

でも今日はこう思った。

わ−雪だーーーーー!!!!!!

 

PENTAX K-1 Mark II HD PENTAX D FA★70-200mm F2.8 ED DC AW 100mm f/8 SS1/640 ISO100

雲海もそうだったが、自然が産み出す曲線はとても滑らかで美しい。

雪の小さな波立ちを見ていて頭にフッと何かのデザインアイディアが浮かんでくるような非凡な男になりたかったが、何か美味しそう以外、思いつかなかった。

PENTAX K-1 Mark II HD PENTAX D FA★70-200mm F2.8 ED DC AW 108mm f/8 SS1/200 ISO100

木によって雪化粧がまるで違うんだなぁ。奥の山はまるで最初から真っ白な木が生えているようだ。

PENTAX K-3 Mark III HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited f/8 SS1/640 ISO400

錦秋湖の周りをウロウロしているうちにお目当てのシュッポポの時間になった。

白銀の世界に元々意図して誂えたかのような赤い鉄橋が絶妙。

何だか久しぶりにちゃんとしたものを撮った気がする。

 

 

錦秋湖付近は四方を山に囲われ、そこを縫うように道路が走っていた。

これは間違いなく四季を通じて綺麗だろうし、ロードスターでのドライブにうってつけなはず。

 

そんなマーベスラスなスポットが実家から車でたったの1時間。

我がふるさとはもしかしたら、ポテンシャルお化けかもしれない。