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PENTAX K-3 MarkⅢ Monochromeが発表された

1週間ほど前に、近々PENTAXから何かデカ目のニュースがあるという噂が流れていたが、それはどうやら本当だったよう。

 

www.ricoh-imaging.co.jp

 

噂の種はK-3ⅢMonochrome。

2021年のファンイベントで企画提案されたモノクロ専用機は実際に開発されていることが数ヶ月前に明らかとなり、ついに本日発表となった。

 

モノクロモデルはロゴやバッジ、プリントがモノクロをイメージされるシルバーに変更され、シックで大人っぽい意匠。

 

カスタムイメージはスタンダード、ハード、ソフトの3種のみだが、これに調色をかけたり、キーを設定できるのでカスタマイズ性は高い。

 

詳細はHPを見て欲しいが、画質比較のデータを見ると予想以上にオオォォとなるものがあった。

 

ここからは製品について個人的な感想。

 

見た目は非常に非常に魅力的。ジェットブラックは少しやり過ぎ感があったが、今回のモノクロモデルは大人のギアという佇まいで渋かっこいい。

 

正直、昨日までは「いくら専用ボディを作る余裕がないとは言え、典型的なフィールドカメラ・デジイチのK-3Ⅲにモノクロというキャラクターは合わない」と思っていた。

モノクロをするならKPやMX-1のようなレトロな筐体の方がいいだろう、と。

 

しかし、そもそもクラシカルな見た目のカメラにモノクロを当てはめるのはM型ライカのイメージが強いからだ。

言うまでもなく、M型ライカのMonochromeは超が付く高級品。

 

K-3ⅢMonochromeは「モノクロ専用機に興味はあるけど、ライカまでは買えない」という層のニーズに応えられる可能性を持っている。

その時、カメラ筐体が同じようなクラシカルデザインだと変に序列イメージが付いてしまうかもしれない。

 

そういう意味ではK-3Ⅲがいいのかも、と思えてきたのだ。

 

見越しが甘かったのか本当に売れているのか、K-3Ⅲ Monochromeはいきなりオーダーストップするほど予想を大幅に超える数の注文が入ったようだ。

これがK-1Ⅲへの布石になってくれたら...

 

www.youtube.com

 

ちなみにちょうどたった今、K-3Ⅲ Monochromeのオンラインプレゼンテーションが公開された。

モノクロ専用機のゲームチェンジャー誕生(言い過ぎ)の瞬間をみんなで見に行こう。