先週の日曜日、老いた父を無理矢理、ロードスターの助手席に詰め込んで平泉に行ってきた。
達谷窟毘沙門堂はかの有名な坂上田村麻呂が何か色々あって建てた岩窟。
北海道にずっと住んでいるとこの手の歴史的建造物ロスになるので紅葉時期に合わせてどうしても見に来たかった。
パースを効かせた方が迫力があっていいかも。
道中、父は「昔行ったけど大したことない」なんて毘沙門天様が夜叉を引き連れて攻め入りそうな失礼千万を口にしてたけど、十分大したことあるじゃないか。そこはかとなくカッコいいじゃないか。
建物の奥には岩掘の仏様がおった。
崩落により、今は顔だけだけど、昔は胴体部分も掘られていたらしい。
芸術性と根性がきゅうりの栄養分くらいしかない自分には絶対にできない。
父に柱が被っているから失敗と言われた写真。
きゅうりレベルの芸術性を動員したつもりなんだけどな。
この時期に来て正解だった。駐車場から見る赤と黄色のコントラストがとてもキレイ。
お正月には蘇民祭と言うお祭りもあるらしい。
今度から正月もゆっくり過ごせるから、足を伸ばすのもいいかもしれない。