前回の更新から1ヶ月近く日が空いてしまった。
実はこの間に人生の半分を過ごした北海道を離れて故郷の岩手に帰ってきたのだ。
その理由についてはそのうち、記事にしようと思うが兎にも角にも中々キツイ決断だった。
とはいえ、カメラも車もあるのだ。気持ちを切り替えて実家近くの仙人峠を目指してドライブに出かけた。
田舎は家を出た瞬間からドライブ・撮影スポットなのだから最高。
この写真も通りかかったパーキングで撮影しただけで実家の前も似たような景色だ。
途中、夏の帰省時にも行った足ヶ瀬砂防堰提に寄ってみた。
彩度もりもりだけど紅葉と水流のマリアージュを作ってみたかったから、まぁいいとしよう。
今回は土曜ということもあり、それなりの台数の車が来ていたが森では誰にも会わなかった。もっと有名なスポットがあるのかもしれない。
仙人峠の上まで来ると見事な景観が待っていた。やっぱり彩度マシマシだけど脳裏に焼き付いた光景はこれくらいなのだからしょうがない。
それにしても、ここまで車で30分...。しかもいい感じの峠道ドライブ。いいじゃないか、故郷暮らし。
峠頂上のパーキングから少しだけ歩くと遠目に仙人大橋が見える。
山間を縫うように道路が張り巡らされている岩手ではこの手の橋は多かった気がするが、半分が北海道民の自分から見ると新鮮だ。
仙人大橋を超えて、旧釜石鉱山まで足を伸ばした。
ここはずっと紅葉の時期に来てみたかったのだ。
自然に飲み込まれていく近代建造物はまるでジブリの世界のよう。
本当はもっとゆっくり撮影したかったが夕飯当番なので帰ることにした。
まぁこれからはすぐ近くに住むのだ。機会はいくらでもあるだろう。
故郷とはいえ、大学進学を機に北海道に移住した自分にとってドライブや写真という観点では岩手は初めて来た土地みたいなもの。想像以上にここでの暮らしを楽しめそうな気が今はしている。