「GRⅣはどうなったんだろう」という話をした矢先にまさかの本日、GRⅣ開発発表となった。
いつぞやⅣという名称にならない、という噂を聞いた気もするので、一旦は?で。
ニュースの詳細についてはこちらで確認した。
今日は出てきている情報から気になるポイントや個人的な意見を話していこう。
光学系がアップデート
レンズは4群6枚から5群7枚に設計変更となる。
いつぞや特許公開されたレンズかもしれない。
焦点距離とF値は18.3mmのF2.8で40mmのx同時発売はない模様。
GRレンズの描写はすでに完熟の域にあるように思うので、ここからどんな変化が見られるか、とても楽しみだ。
イメージセンサーが変更になる
センサーの画素数は2424万画素から2574万画素に微増。
界隈ではセンサーの調達完了に伴って、モデルチェンジするのでは?という噂があった。その一面はありそうだが、レンズも変わるので計画的な更新ではあると思う。
あと、どっかでAF性能も向上すると見た気がする。
GRに高性能AF?と思わなくもないが、振り返ると意外とペットや家族を撮影していることが多い。そう考えると瞳AFとは言わずとも被写体認識が向上すると助かるかも。
マクロモードがちょっと使いやすくなる
マクロの撮影距離も0.06m〜0.12mから0.06m〜0.15mmとちょっとだけ広がる。
微細なアップデートだが、マクロモードは多用するのでありがたいポイント。
手ぶれ補正がパワーアップ
手ぶれ補正はこれまでの3軸から5軸にアップグレード。
サイズ・重量はほとんど変化がないのに、どんな魔法を使っているんだ...。
GRで夜スナップをするユーザーも多いはず。強力な手ぶれ補正の搭載は大歓迎だ。
内蔵ストレージの大容量化
GRⅢの内蔵ストレージは2GBとあくまで緊急用であったが、Ⅳでは約53GBにウルトラパワーアップするらしい。
個人的にはもはや記録メディアが不要になる容量で、めちゃありがたい。
なお、メディアはSDカードからmicroSDになる模様。それでスペースを稼いでいるのかもしれないね。
GR WORLD?
スマートフォン用アプリとして「GR WORLD」の展開も決まったようだ。
統合アプリとのことで、データの取り出しの他、RAW現像やファームウェア更新等も出来るのかもしれない。
GRは純正の現像ソフトがないため、イメージコントロールを調整してのRAW現像はボディ内でないと出来ない。これが地味に不便だったので、それが解消されるととても嬉しい。
PENTAXユーザーの「GRだけ、アプリが切り離されるということはPENTAXはもしや...」と深読みしてしまう気持ちはとても分かる。でも、そこはまぁ...笑
買う?
発売は今年の秋頃予定みたい。
わたし自身は「Ⅳは40mm」と思っていたので、同時発売されないのであれば、一旦は待ちかなと思っている。
ただ、ミストフィルターみたいな効果が得られるHDFモデルは一緒に出るようなので、そこで気持ちがグラッとする可能性は否めない。
フルサイズ化〜などの椅子から転げ落ちそうなドデカ変更はなかったが、堅実にアップデートされながらもサイズ感はしっかりキープしているところにGRチームのプライドが感じられる。
高画素センサーを搭載せず、身軽なスナップシューターとしてのキャラクターを守ってくれていることも好感。
大いに盛り上がって、是非に是非にPENTAXも救ってほしい...