SNSで前から「素晴らしい写真だなぁ~」と思ってみていたカメラマンさんがいるのだが、最近その方のカメラ歴が自分よりずっと短いことに気づいた。
あごが外れそうだ。びっくりぽん。
作品撮りに対する熱意や忍耐強さが全然違うんだろうな。
撮影スキルだけではなく、行動も広報力も桁違い。かっこいいし、尊敬できるし、憧れる。
という感じの話をうちのママンにすると、おめぇも頑張っていい写真撮れよ、と怒られるのだが、まぁ無理だ。
いかんせん、"いい写真"を撮る、という熱意が足らない。
休みの日は8時くらいに起きたいし、日が暮れる前にはウチに帰って夕ご飯をしっかり食べてノンビリ映画を見たい。
寒い日はでかけたくないし、暖かい日はベランダでアイスコーヒーを飲んでゆっくり出発したい。
そうやって何も頑張らずに撮った写真はSNSにあげても全然イイねは来ないし、人に見せてもなんだコレ?と言われるし、当然なんのフォトコンにも使えない。
でも、なんの我慢もしてないから"いい撮影"はできる。
おやつのことを考えながら、街をぶらつき、シャッターを切る瞬間だけはちょっと集中する。
それを繰り返していると心と足取りが軽くなり、ぽんぽんワケのわからん写真を撮っては「楽しかったな」という満足を得る。
だから、自分はこのペースでいいかな、と。
多くの人に認められ、褒められるような"いい写真"はわたしも撮りたい。
Z8やα1を華麗に使いこなし、フォトコンで大賞を取って、TwitterやInstagramで10万くらいイイねが欲しい。
でも、そんな日が来るとしても、それは"いい撮影"の先に見つけたい。
好きこそものの上手なれってね。