昨夏のブログリニューアルに伴い、レンズのレビュー記事も書き直すと言って幾星霜。
ついにこの日がやってきた。さぁ皆さんお立会い。
栄えある第1弾はワタシが最も愛するレンズだよ。
そう!smc PENTAX-FA77mmF1.8 Limited!
2019年の夏に購入して以来、K-1Ⅱとの組み合わせで我が家の必殺を担い続けている。
Very Good
FA Limitedらしい官能的な描写
官能的、という描写表現を自分が正しく理解しているかは分からない。
ただFA Limitedの描写が明らかに他のレンズとは一線を画すオリジナリティがあることは間違いない。
色が濃い、ではなく、色が深い、というべきか。
特に77mmはFA Limitedの中でも艶やかさと質感の出方が頭一つ抜けているように感じる。
ボケの美しさ
自分が中望遠という画角を最も気に入ったのはFA77mmがキッカケだった。
この写真がボケの美しさを表現できているかはちょっと不安だけど、とにかくボケは最高だから。信じて。
なお、HDコーティング版は円形絞りを採用したことで、ボケはより一層美しくなっていると思う。
ピント面の解像感
古いレンズの場合、ボケがいいとピント面は甘くなりがちなもんだけど、はてさてFA77mmに関してはそんなことないと思う。
開放でもピント面はシャキッとしている。ちなみにピントは主役のひまわりではない。騙されましたね。(へた)
開放ではないけど、この1枚なんかは解像感の高さが感じられるんじゃなかろうか。
K-1Ⅱの瞳MFも相まって立体感が際立っているじゃん。
すげぇカッコいい
Limitedレンズですからね。カッコいいのお時間です。
黒×黒は間違いないやつ。
シルバーのKPにつけるとオールドルックスさがたまりません。
前玉がでかくて視線とハートが吸い込まれていく〜
うちのはガシガシ使ってるせいでちょっと傷んでますが、七宝焼のフィンガーポイントは綺麗なまま。
PENTAXはレンズを美少女に擬人化してアニメ作ったらいいと思います。
FA Limitedはもちろん和服姿のうなじが色っぺぇ三姉妹で。
小型・軽量
こちらもLimitedレンズよろしくフルサイズ用の明るい中望遠としてはべらぼうに小さくて軽い。
43mmF1.9 Limitedよりやや大きい程度でAPSだと同じ中望遠になるDA★55mm F1.4よりはかなり小さい。
それでいて高い描写力と尖ったアイデンティティ。
フリンジ?知らない子ですねぇ。
まとめ
なんとまとめです。
77mmに関してはNot Good、Badがないどころか全部Very Goodの満点採点。
強いて言えばフリンジなんでしょうが、それもHD版を買えばいい話ですしね。
PENTAXにはこれからもLimitedレンズのような単に描写力が高いだけではない、日本の四季を艶やかに美しく切り取れるレンズを出していってほしいですね。
おしまい。