GRⅢが背面ダイヤル修理の旅に出て2週間が経った。
修理依頼の返信メールには2~3週間、時間を要すると記載されていたので、何もおかしいことはない。
しかし、修理に出した直後に感じていた「胸のぽっかり穴感」はすでにトルクメニスタンにあるダルバサの地獄の扉級に広がっており、健やかな精神が危機に瀕している。
KPも頑張ってはいるが、サイズ差は如何ともし難いし、スマホへの写真転送スピードが自転車とスポーツカーほども違う。
GRⅢのモノクロイメージが持つアイデンティティも恋しい。
今や「修理完了のお知らせ」という件名のメールは自分にとって「当選のお知らせ」くらいの価値がある。
上京した我が子から帰省の連絡をもらった親とはこういう気持ちなのかもしれない。