最近はPENTAX機の話題が多かったが、GRⅢももちろん使っている。
GRⅢはもはや財布、携帯と近いレベルで持ち歩いている。
だから、階段の踊り場で良さげな光を見つけたときもカメラがある。
そんなところ普通は撮らない、はGRⅢユーザーに対する褒め言葉ではないかとさえ思っている。間違っているかもしれない。
床屋に行く道中にカメラを取り出すなんてのはGRⅢ購入前はありえなかった。
それにノイズを肯定的に捉えられるようになったのもGRⅢのおかげかもしれない。
歩いているのはわたしだ。これを撮るために夜の10時にヘタクソなムーンウォークの練習みたいなことをしていた。
使ったイメージコントロールはハイコントラスト白黒。GRⅢの人気カスタムイメージだが個人的にはそんなに使わない。好きだけど使い所が難しい。
モノクロ写真に続いてはクロスプロセスの写真。
クロスプロセスは現在、カラーのイメージコントロールでは一番好き。
なんだかスマホカメラのカラーイメージみたいだけど、そのインスタっぽさ?が面白い。それに写りはしっかりAPS-Cだし。
もちろんスタンダードやヴィヴィッドもよく使う。
GRⅢは光と影の出方が特徴的な気がする。明暗がはっきりと出やすいというか。
人工物を撮りがちだが、こうして緑の風景を撮ってみてもナチュラルで良い。
北海道大学構内は今時期、こうして緑のキャンパスに大樹が影の画を描いている。なんちゃって。
この写真は結構お気に入り。
このカメラの一番驚くべき点は写りのシャープさだと思う。
ポケットに入るカメラのくせにまるで★レンズのような強烈な描写性能を持っている。
ピント面のスピードメーターはアルミのヘアライン加工まではっきり見て取れる。
風景写真だと構図や被写体は似通ってしまうことも多い。
しかし、GRⅢのSDカード内にあるのは完全にわたしオリジナルだ。
それを1日1日、増やしていける。これがこんなにも楽しいとは。
他人に評価されずとも自分にはとても大事な写真ばかり。