皆さん、こんばんは。
本日は閲覧者2桁のこの当ブログの中でも屈指の不人気コーナー、PENTAXのレンズ話です(^o^)
震えて読め...!!(読まない)
ご紹介するのはK-3Ⅲの標準レンズという大役に抜擢されたHD PENTAX 16-85mm F3.5-5.6ED DC WRくんです!
ぱちぱちぱちー
悪いことは先に、良いことは後に書いたほうがいいと、姉ちゃん(42歳・未婚)が言ってたので、まずはイマイチなところから!!
イマイチなとこ
1.見た目
見た目はうん...。なんかうん...。ちょっと褒めがたいよね!!!
ズームリングとピントリングのみで、野暮ったい(;・∀・)
実はK-3Ⅲの標準レンズを選ぶ際、HD PENTAX-DA 20-40mm F2.8-4ED Limited DC WRというレンズも検討していました。
かっこいいでしょ。いかにも男の子が好きそうなコテコテな見た目。
決して新しいレンズというわけではないのにK-3Ⅲが表舞台に出るときに必ず着けていた、という公式も認めるフィッティング。
しかし、ズーム域が狭いこともあって、16-85mmを最終的には選びました。
まぁミドルグレードのズームレンズの見た目がイマイチ、というのは別にPENTAXに限ったことではありません。
てか、性能も見た目も良かったらハイエンドレンズ売れなくなっちゃうもんね。
2.思ったより大きい
K-3Ⅲ購入の大きな理由の1つに「フルサイズより小型軽量なAPSシステムを登山で使いたい」というのがありました。
なので、レンズがフルサイズ用に比べて小さくなる、というのは重要だったのですが
左:16-85mm(APS) 右:28-105mm(フルサイズ)
あれ...(;・∀・)
あれれれ...
そう、フルサイズ用の28-105mmより一回り大きく、太く、そして少し重い汗汗汗
16-85mmはフルサイズ換算すると24-135mm相当ですから、大きくなるのはやむを得ないのかもしれませんが、これでは本末転倒(;・∀・)
というか28-105mmが小さすぎるという気もするけど笑
なお、
それぞれのレンズをK-3Ⅲ、K-1Ⅱに装着するとK-3Ⅲの薄いボディのおかげでシステムとしてはカバーされる。
鏡筒を伸ばしてみた。28-105mmより望遠端は長いので悪くないと言えるかな。K-3Ⅲのおかげですね!
イマイチポイントはこれくらいなもん。つまり致命的な問題はなにもない!!良い子!!
ここから、お気に入りポイント!
1.広いズーム域
20-40mmを我慢してまで標準レンズとして選んだポイントはその広いズーム域。
先に記載したとおり、フルサイズ換算で24-135mmをカバーしている。
広角側でこれを撮った後に
望遠でこれを撮れる。どこを切り取ったか、一瞬分からないくらいズームできる。
これは見た目や大きさをカバーして余りあるメリット。
フルサイズの28-105mmは広角側は準広角くらい、望遠は中望遠、って感じだったが16-85mmはちゃんと広角側が広角、望遠側が望遠と感じられる。これはレンズ交換できるシーンが限られるフィールドでは大きな武器だと思う。
2.写りが良い...!
描写力が高いと評判だったので、期待していたが結果的には思った以上だった。
先の写真のような遠景に限らず、こういうよった写真でも、その場のムードをしっかりと切り取ってくれている気がする。
明るいレンズではないけど、ボケもいい感じ。これが一番の驚きかもしれない。
解像力も申し分ない。
28-105mmには及ばないかな?と思うが、それは相手のキレが良すぎるのだ。こんだけ写ってくれたら、満足です。
まとめ
うちにはシグマの18-300mという超便利ズームがある。登山するなら、こいつが最強なのになぜ16-85mmを購入したのか、というと「K-3Ⅲの持っている性能をしっかり引き出せるレンズ」が欲しかったから。
そういう意味では16-85mmはいい線いっていると思う。
Limitedレンズのような印象的な写りをするわけでも、☆レンズみたいな超絶解像キレキレな写りをするわけでもないけど、「いつどんなシチュエーションで撮っても満足できる」という信頼性のあるレンズだと思った。
そのキャラクターゆえにオフロード車の如く、ガシガシ使われる運命が彼には待っているのだが、まぁそういう星のレンズだろう笑
何年かして振り返った時に「このレンズ、一番使っているな」となる気がする(・∀・)