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PENTAXの超望遠について考えてみた。

皆さん、こんにちは。

 

先日もお伝えした通り、最近わたし「PENTAXのことよりニコンやソニー、キャノンの話をした方がアクセス数を稼げるのではないか」ということに気づきました。

 

なので今日こそ

 

PENTAXの話をします。

 

自分の心にだけは嘘をつきたくない。

 

 

さて今日はPENTAXの超望遠レンズについてです。超望遠ってどこから?という話はありますが、とりあえず今回は400mm以上とします。

まずは先日、八雲にオオワシを撮りに行ってきたので、ご覧ください。

 

青空を舞う、オオワシさん。

HD PENTAX D FA 150-450mmの望遠端450mmで撮影しました。これはこれで味があるけど、オオワシさんがコワシさんになっちゃった。

 

こちらはD FA 150-450をAPS-Cクロップした写真。つまり換算675mmくらい。

成鳥が2匹いて、1匹は飛び立ったとこでかっこいい。しかし、遠い。

 

河川という地理的条件下でできる限り近づいてコレ。仮にもっと近づけたとて警戒心の強いオオワシさんには逃げられちゃうでしょう。

 

今回使用した、うちにある最大望遠レンズのHD PENTAX D FA 150-450mm。PENTAX自体の望遠レンズ郡でも一番の最長焦点距離のズームレンズです。それでも先の写真のように大きくは撮れない。

 

いったい、どうしたらいいのか。色々考えてみました。

 

 

作戦①  マイクロフォーサーズマウントの導入

【効果 ◎】 【使い勝手 ◎】 【費用 ☓☓☓】

 

望遠と言えば、マイクロフォーサーズ。親の声より聞いた鉄板アイディア。

ちょうど、オリンパスから化物レンズが登場しました。

M.ZUIKODIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

 

150-400なら、今あるPENTAXのよりダメじゃん!って?

ノンノン、これはマイクロフォーサーズマウント。つまり焦点距離は2倍。なんと300-800mm相当です。

しかも、内蔵テレコンバーターを搭載しており、使用時はなんと最大1000mm相当

しかも、別売の2倍テレコンバーターに対応しており、使用時はなんと最大2000mm相当!!!!!!

 

2000mm!!?ブラジルの人も見えちゃいそうな(見えませんよ)びっくりぶったまげ焦点距離です。

すごい。欲しい。

 

しかし、1,000,000円です。

 

...

 

レンズだけで100万の大台。もちろん、オリンパス機を持っていないのでカメラも買わねばなりません。合わせたら120万くらい。

120万。おれの生涯賃金レベルです。無理です。

 

結論

無理です。

 

 

作戦②  さらなるPENTAXの高みへ。超超望遠単焦点の導入

【効果 ○】 【使い勝手 ☓☓】 【費用 ☓】

 

D FA150-450mmは前述のとおり、PENTAXの最長焦点距離のズームレンズです。そうズームではね...

 

彼の存在を忘れてはならない。

 

HD DA560mm F5.6ED AW

 

天体望遠鏡みたいですね。それもそのはず天体望遠鏡出身だもの。

 

単焦点ならこういうレンズもあるわけです。これならAPSにつけると換算840mm相当。オリンパスの内蔵テレコンバーター使用には叶いませんが、それでもかなり強烈な望遠域です。

 

しかし、でかい。いくらなんでもでかい。そもそもこんなもん振り回して野鳥なんて撮れるのか?

作例があるんだから、撮ってるんだろうけどさ...

 

あと、お値段は37万円ほど。このレンズ、発売は2012年とそれなりに年月がたっています。

 

800mm超えの焦点域をPENTAXマウントで実現できるのは大きいですが、ちょっときついですね。宝くじあたったら買います。

 

結論

ちょっと無理。

 

作戦③ D FA 150-450mmの焦点域を伸ばしちまえばいいじゃないか

【効果 ○】 【使い勝手 ○】 【費用 ○】

 

というわけでネックはやはり費用です。その点、これなら割安で導入できる。

HD PENTAX DA 1.4x AW AF REAR CONVERTER

 

PENTAXのリアコンバーターです。

これを装着することで焦点距離が1.4倍になる。しかも4.5万くらい。おぉやs、やす、安いか??

 

うちのDFA150-450につけてAPSのカメラにつければ315-945mmに!!!945!!

ほぼ1000mm!!

 

4.5万で1000mmの焦点距離。ハァハァハァハァ。

 

 

えっ

 

なにその△。

※AFが作動しないかもしれないけど、カメラによっては作動するよ、みたいな注意書きでした。でもイマイチよく分かりません。

 

 

作戦②のレンズにつければ換算1176mmという夢の1000mm超えも果たせます。PENTAXではこれが最長なはずです。

もちろん夢がありますが、費用対効果を考えると150-450mmに装着するのが今は現実的かも。

 

結論

買う。

 

と思わせておいて、問題が。それはこのコンバーター、フルサイズのK-1Ⅱには対応していないのです。つけると自動でAPSにクロップされる。

つまり、今使うとしてもK-S2しかない。K-S2のAFはちょっと考えもんです。エントリーだから仕方ないけど、自分の腕ではこいつで動いてるオオワシ撮るのはしんどい...

 

どうしよう...

いやまぁそうなんだよねぇ...(2月発売予定のPENTAX APSフラッグシップモデル K-3 MarkⅢ)